日曜の午後は芝居見物 [その他]
先週の土曜日あたりからずっと雨ばかりです。木曜日に久し振りに晴れ間が見えましたが午前中だけ、その夜にはまた雨でした。しかもその間気温が低くて11月半ば並みとか、暖房機間に合わず重ね着したり厚手の服を着込んだりしてしのいでいます。
音楽を聞いているときとか、身の回りの野花など何でも無い時間を報告するのが好きなのですが、日曜日にイベントがあるとそのインパクトの強さに負けてしまいます。今回も先週の日曜の報告になります。
朝から冷たい雨の降る日でしたが、午前は営農の出役でした。仕事内容は、麦の種子に消毒薬をまぶすことです。初めてする作業でしたが、たいしたことないだろうと気軽に倉庫へ向かいました。
ところが麦の種子は30キロの袋が35袋もありました。運んだり重量を量ったり薬剤をスコップでかき混ぜる作業からまた袋に戻すまで全て手作業です。作業は3名、まだ一時間しか経っていないとか、あと半分とか声を掛け合いながら進めました。
何とか予定通り午前中に終わる事が出来ました。思っていた以上に身体を使う仕事に、普段使わない手足や腰が疲労を訴えていました。農業の仕事に楽な仕事はないと再認識したのでした。
マスクや手袋をしていても全身に消毒薬を被っているので、家に帰るとすぐにシャワーを浴びました。気温が低かったので熱めのお湯でした。
一休みして午後からは珍しく芝居見物です。
地元の劇団の方たちによる公演で今年で四年目だそうです。初回から松竹新喜劇の人が応援に入っています。ちょっとした知り合いが出演しているのでチケット購入していました。
芝居というか演劇見物は本当に久し振りです。高校時代から京都会館へ民芸の公演などを見に行ったりしていました。東京でも、コンサートほどではないですが時々見に行ってました。帰郷以来記憶が無いので、約40年振りかも知れません。
開場時間ぎりぎりに行くと、雨が降りしきる中ホール入り口は開場を待つ人の列が出来ていました。何とか駐車場を見つけて大急ぎで列の最後部に並びました。
席は全席自由席なので早いもの勝ちです。客席入り口から観客席に入った時、手前はほとんど埋まっていました。空席を探して歩いていると、知っている顔がいくつかありました。お互い手を上げて挨拶です。しかし、立ち話をしている余裕はありません。席を見つけなければ。
入り口からいちばん奥まった舞台の左袖の方に空席の塊が見つかりました。入り口付近はいっぱいでも奥はまだ余裕でした。おかげで舞台から左寄りではありますがちょうど真ん中に近い席を確保することが出来ました。
(どこでも撮影、録音は禁止なので撮った写真はこれ一枚です)
ホール客席は502席、もちろん開演前には全ての席は埋め尽くされました。ここの観客席の特徴は傾斜が強く舞台に向かって切り立っていることでしょうか。客席は舞台を見下ろすように配列され、客席からは舞台の床が見えます。後ろの席でも舞台の隅々まで見渡せる配慮でしょうか、それとも立地条件でしょうか。
時間が来て緞帳が上がる瞬間は芝居を見に来ていつもわくわくする瞬間です。初めに子供と大人による童話のミュージカルが約一時間ありました。
音楽を聞いているときとか、身の回りの野花など何でも無い時間を報告するのが好きなのですが、日曜日にイベントがあるとそのインパクトの強さに負けてしまいます。今回も先週の日曜の報告になります。
朝から冷たい雨の降る日でしたが、午前は営農の出役でした。仕事内容は、麦の種子に消毒薬をまぶすことです。初めてする作業でしたが、たいしたことないだろうと気軽に倉庫へ向かいました。
ところが麦の種子は30キロの袋が35袋もありました。運んだり重量を量ったり薬剤をスコップでかき混ぜる作業からまた袋に戻すまで全て手作業です。作業は3名、まだ一時間しか経っていないとか、あと半分とか声を掛け合いながら進めました。
何とか予定通り午前中に終わる事が出来ました。思っていた以上に身体を使う仕事に、普段使わない手足や腰が疲労を訴えていました。農業の仕事に楽な仕事はないと再認識したのでした。
マスクや手袋をしていても全身に消毒薬を被っているので、家に帰るとすぐにシャワーを浴びました。気温が低かったので熱めのお湯でした。
一休みして午後からは珍しく芝居見物です。
地元の劇団の方たちによる公演で今年で四年目だそうです。初回から松竹新喜劇の人が応援に入っています。ちょっとした知り合いが出演しているのでチケット購入していました。
芝居というか演劇見物は本当に久し振りです。高校時代から京都会館へ民芸の公演などを見に行ったりしていました。東京でも、コンサートほどではないですが時々見に行ってました。帰郷以来記憶が無いので、約40年振りかも知れません。
開場時間ぎりぎりに行くと、雨が降りしきる中ホール入り口は開場を待つ人の列が出来ていました。何とか駐車場を見つけて大急ぎで列の最後部に並びました。
席は全席自由席なので早いもの勝ちです。客席入り口から観客席に入った時、手前はほとんど埋まっていました。空席を探して歩いていると、知っている顔がいくつかありました。お互い手を上げて挨拶です。しかし、立ち話をしている余裕はありません。席を見つけなければ。
入り口からいちばん奥まった舞台の左袖の方に空席の塊が見つかりました。入り口付近はいっぱいでも奥はまだ余裕でした。おかげで舞台から左寄りではありますがちょうど真ん中に近い席を確保することが出来ました。
(どこでも撮影、録音は禁止なので撮った写真はこれ一枚です)
ホール客席は502席、もちろん開演前には全ての席は埋め尽くされました。ここの観客席の特徴は傾斜が強く舞台に向かって切り立っていることでしょうか。客席は舞台を見下ろすように配列され、客席からは舞台の床が見えます。後ろの席でも舞台の隅々まで見渡せる配慮でしょうか、それとも立地条件でしょうか。
時間が来て緞帳が上がる瞬間は芝居を見に来ていつもわくわくする瞬間です。初めに子供と大人による童話のミュージカルが約一時間ありました。
「ヘンデルとグレーテル」と言うと”お菓子の家”がすぐに思い浮かびますが、ストーリーはほとんど忘れています。ヘンデルとグレーテルが貧しさのために森に捨てられるという筋は覚えていなかったのでちょっとショックでした。
森をさまよい空腹のあまり、魔女に魔法をかけられた子供たちによってお菓子の家に導かれ、魔女に閉じ込められますが、グレーテルの機転で魔女をパン焼き釜に押し込みます。ヘンデルだけでなく皆の魔法が解け、ヘンデルとグレーテルは父親と再会すると言うお話でした。
子供たちと数人の大人で構成された合唱ミュージカル、登場する子供たちが可愛く歌も上手、孫に見せたら喜んだかなぁと思いました。
役15分の休憩のあと、本日の出し物「こなんヒストリア」による「知らぬが仏」です。
ストーリーは地元の歴史を題材に明治23年、鉄道が敷設されて客足が鈍り始めた宿場街にある一軒の宿屋と茶店が舞台、茶店の娘の恋や手放した子供と再会する女中の苦労話などを挟みながら、宿屋の一家にもたらされた父親の遺産を巡る愛憎を描いた人情喜劇です。
最近は見る機会がありませんが、子供の頃、親と一緒に見ていた松竹新喜劇を思い出す内容でした。一幕二場でセットも吉本新喜劇で見かけるようなものでした。涙と笑い、涙の方はさすがに現代ではつらいところがありますが、笑いはいつの時代でも共通ですね。
松竹新喜劇の人が4名参加されていました。さすがプロ、声の通り立ち居振る舞いが違いました。主役級を演じるのかと思ったら、あくまでサポートの脇役で、主だった役どころは劇団の人たちでした。劇団員の人たち、皆さん達者なので驚きました。声もよく通り、笑いの取り方、間など玄人はだしです。
わかりやすいちょっとしたミスもありましたが、それもご愛敬です。親の遺産を巡る家族の悲喜こもごも、何回かのどんでん返しのあと最後はお決まりのハッピーエンドです。一時間半あまりでしたか、久し振りの芝居見物、楽しめた気がしました。
写真は撮れなかったので、パンフレットとフェイスブックからお借りしました。
今日のDで始まるジャズミュージシャンはDiana Krall(ダイアナ・クラール)です。彼女のコンサートに行って一年になるのでしょうか。ずっと前のような気がしています。
今でもたまにYouTubeを見てコンサートの雰囲気を楽しんでいます。このコンサートをきっかけに出不精の私がいくつかのコンサートに通うようになりました。今日はその時にも歌ったDesperadoです。
最近は見る機会がありませんが、子供の頃、親と一緒に見ていた松竹新喜劇を思い出す内容でした。一幕二場でセットも吉本新喜劇で見かけるようなものでした。涙と笑い、涙の方はさすがに現代ではつらいところがありますが、笑いはいつの時代でも共通ですね。
松竹新喜劇の人が4名参加されていました。さすがプロ、声の通り立ち居振る舞いが違いました。主役級を演じるのかと思ったら、あくまでサポートの脇役で、主だった役どころは劇団の人たちでした。劇団員の人たち、皆さん達者なので驚きました。声もよく通り、笑いの取り方、間など玄人はだしです。
わかりやすいちょっとしたミスもありましたが、それもご愛敬です。親の遺産を巡る家族の悲喜こもごも、何回かのどんでん返しのあと最後はお決まりのハッピーエンドです。一時間半あまりでしたか、久し振りの芝居見物、楽しめた気がしました。
写真は撮れなかったので、パンフレットとフェイスブックからお借りしました。
今日のDで始まるジャズミュージシャンはDiana Krall(ダイアナ・クラール)です。彼女のコンサートに行って一年になるのでしょうか。ずっと前のような気がしています。
今でもたまにYouTubeを見てコンサートの雰囲気を楽しんでいます。このコンサートをきっかけに出不精の私がいくつかのコンサートに通うようになりました。今日はその時にも歌ったDesperadoです。
2017-10-20 17:00
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コメント(22)
石部宿のお話だったでしょうか。
by takenoko (2017-10-20 20:15)
たまにはお芝居観るのもいいですね
by きよたん (2017-10-20 21:28)
とてもお久しぶりの観劇だったようでやすね。
たまには舞台もいいものでやすよね。
楽しまれたとのこと 何よりでやす(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2017-10-20 22:02)
盛りだくさんの内容で楽しめましたね
ヘンデルとグレーテルは青い鳥のストーリーとごっちゃになっていました(><)
あらすじを拝見してそう言う事だったのかと(笑)
本が好きなので良く読んでいるのですが最近は何年か前に読んだものを
知らずに読んで最後になって「あれっ!」これ読んだ・・。
と思う事もあるので子供の頃に読んだのは綺麗さっぱり忘れているみたいです。脳みそが古びてしまったんでしょう(笑)
お芝居は私もあまり観るチャンスがありませんが
たまには新鮮でいいですね。
ですが午前中力仕事をしてその後にお芝居見物だったのですよね
良く居眠りしないでご覧に慣れました^^
私は寝ちゃうかも^^;
by yoriko (2017-10-21 11:27)
takenokoさん
こんにちは
東海道51番目の宿場石部宿が舞台です。
今はところどころ古い建物が遺っていますが
拝見している中仙道ほど昔の面影ありませんね。
by そらへい (2017-10-21 14:28)
きよたんさん
こんにちは
本当に久し振りでした。
コンサートに行くようになったので、
演劇も観たいなと思っていたのですが
なかなか機会がありませんでした。
by そらへい (2017-10-21 14:29)
ぼんぼちぼちぼちさん
こんにちは
東京ですと、いつもどこかで演劇が掛かっていますが
田舎はコンサートよりさらに希ですね。
見ようと思うと、大阪京都まで出なくてはいけませんし
音楽ほど情報が伝わってこないので
どうしても機会を逃してしまいがちです。
by そらへい (2017-10-21 14:32)
yorikoさん
こんにちは
古い童話やおとぎ話、知っているつもりですっかり忘れているみたいです。
古いレッテルを剥がして、新しいのを張り替えないといけないですね(笑)
多分、見に来ていた多くの人が田舎ではなかなか芝居見られないので楽しみにされていたのではないかと思います。
子供の頃、公民館に旅芝居の人が来て見に行ったことがありますが
それが時代とともにグレードアップした感じでしょうか。
>一休みして・・・
と言うところで開場まで時間があったので食後に昼寝をしています。
普段でも昼食後は眠気に誘われますので、
疲れもあってすぐ一眠り出来ました。
実はこの間のオルガンコンサート
昼食後すぐだったので、
眠気に襲われた場面があり、こらえるのに必死でした(笑)
by そらへい (2017-10-21 14:51)
私も言われてみればヘンデルとグレーテルのストーリーを思い浮かべることができません。
森に捨てられる話とは・・・もう一度読んでみようと思います^^
立派なホールですね〜
パンフレットの写真 大勢の人が出演されているのですね。
涙と笑いのお芝居ですか、いいですね〜
by タックン (2017-10-21 18:58)
童話というと、なんかほんわかしたイメージしか残っていないのですが
けっこう、現実が投影されているようですね。
読み直し、面白いかも知れません。
松竹新喜劇からの客演は4名、あとは皆さん、
それぞれ仕事や家庭を持たれながらの活動のようで、
公演前は連日フェイスブックで稽古の模様が報告されていました。
観客も出演者の馴染みの方が多かったようで、
ホール全体がアットホームな雰囲気でした。
by そらへい (2017-10-21 22:04)
『ヘンゼルとグレーテル』、長男の幼稚園で
演劇鑑賞会があり、人形劇団の人が来たのですが
途中で「怖い」と泣き出し途中で退場、
最後まで見られませんでした。
芝居見物、生の舞台は格別ですね。
はるか昔に妻と行きましたが、最近はもう
そんな余裕もなく毎日を過ごしています。
『Desperado』、いい歌ですね。
私はリンダ・ロンシュタットのLPで
何度も聴きました。
by いっぷく (2017-10-21 22:31)
いっぷくさん
こんばんは
童話とかおとぎ話には実は残酷な場面がしばしば出てきますよね。
子供たちによる合唱ミュージカル「ヘンデルとグレーテル」でも、親が貧しさのために子供を森に放逐したり、魔女の魔法にかけられた子供たちが、本当は教えたくないんだけどと歌いながら魔女のお菓子の家に二人を誘ったり、グレーテルは燃えるパン焼き釜に魔女を押し込んだり・・・
お子さんが泣き出したのは物語の本質を幼い子供独特の感受性で感じ取ったのかも知れませんね。
『Desperado』イーグルスの曲で「ならず者」という邦訳が付いています。イーグルスは「ホテル・カリフォルニア」しか知らなかったのですが、ダイアナ・クラールの歌で遅まきながら知ることとなりました。しっとりとした名曲ですね。
by そらへい (2017-10-21 23:28)
女子駅伝「プリンセス駅伝」でしたか。
その駅伝が行われたのも、私たちの町おこしの「畦町宿まつり」も同じ自治体で。
市長はこちらの祭りで挨拶とテープカットをしてから駅伝の方へ行きました。
by 夏炉冬扇 (2017-10-23 21:35)
ホント、↑30kgの袋を扱ったりなどなど
麦の種の大変な作業のあとでの観劇ですものねぇ。
ワタスも眠ってしまうかも(笑)。
おつかれさまでした。
ヘンゼルとグレーテルは文章にして改めて感じるのは
やはり人の所業の残酷さですね^^;。
子供のころに真っ直ぐに受け入れられたのが不思議です^^;。
by すーさん (2017-10-24 05:55)
お知り合いが出演されている舞台は
又違った楽しみ方がありますね。
でもかなり本格的な舞台で、衣装も
演出も素晴らしい出来だったのでは
ないでしょうか!
by yoko-minato (2017-10-24 16:29)
こんにちは。
安納芋は今年初めて作ってみました。
先日「3か月保存したのが一番おいしい」と知人が。そして3か月も保存するのはムツカシイとも。3か月でなくても芋は寝かせた方が甘くなりますね。
by 夏炉冬扇 (2017-10-24 16:58)
夏炉冬扇さん
こんばんは
そうです。プリンセス駅伝でした。
宗像市なんですね。
台風で日本列島皆雨と思ったら、雨が降っていなくて驚きました。
風は強かったみたいですね。
全部見ていたわけではないのですが
選手のバックに流れる風景は懐かしげでした。
by そらへい (2017-10-24 19:39)
すーさんさん
こんばんは
種麦の消毒作業、仲間と世間話でもしながらゆっくりするつもりでいたのですが、とてもそんな余裕がありませんでした。
午後に観劇の予定だったので、お昼に終われてほっとしました。
昼寝をする時間も取れましたし(笑)
「ヘンデルとグレーテル」子供の時からの記憶では
たのしいお菓子の家のイメージしか残っていないのですが
大人になって読むとショックな場面がたくさんありそうです。
by そらへい (2017-10-24 19:48)
yoko-minatoさん
こんばんは
その知り合いに後日会ったとき、気の強い姉の役ぴったりやったねと言ったら、「演じていたんです」と見事に交わされました(笑)
私も、ここまで本格的に仕上がっているとは思っていませんでした。
プロの松竹新喜劇の役者さんや演出家の協力もあったのだと思います。
おかげで楽しい時間を過ごせました。
by そらへい (2017-10-24 20:01)
夏炉冬扇さん
こんばんは
私も安納芋は今年初めて作りました。
そう言えば、食べたのは試し堀のをすぐに食べました。
サツマイモは寝かさないといけないのですね。
今、寝かせているところなので、
そのうち楽しみに食べてみたいと思います。
アドバイスありがとうございました。
by そらへい (2017-10-24 20:05)
まあ、必要以上に知ると、いろいろ厄介だからなぁ・・・
「仏」も上手く使い分けられるようになりたい。(笑
by たいへー (2017-10-27 08:06)
たいへーさん
こんばんは
知らぬが仏、知ったら地獄ですか。
跡で知らされるのは敵いませんね。
仏さんもいろいろですね。
by そらへい (2017-10-27 20:46)