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仲間入り [日々]

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 先週の台風は凄かったですね。所用で外に出ないといけないことがありました。まっすぐ歩けないほどでしたね。何か飛んでくるのではないかと怖かったです。近くの川でも氾濫危険水域に達したニュースが流れ避難勧告が出ている地域がありました。

 我が家は例によって、畑の囲いが傾いたり、簡易物置の板が飛んだり駐車場の波板が剥がれかかったりしていただけで、幸いたいした被害はありませんでした。

 台風の前から続いていた長雨、台風一過を期待したのにその後もどんよりした空と雨が続きました。昨日、今日になってやっと晴れ間、久々の秋晴れでした。しかし、明日からはまた、次の台風22号の影響で雨らしいですね。秋のいちばん良い時期が、雨と台風で終わってしまいそうです。

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(畑の囲いを直している時、葉っぱが付いていると思ったらショウリョウバッタでした。けっこう大きかったです)


 今日は珍しく通院の話です。通院と言ってもどこかが痛いとか動かないと言うわけではありません。健康診断で血糖値が高いことを指摘され、ずっと気になっていたのをやっと行ってきました。

 血糖値が高いのは60歳前後から気にはしていました。HbA1c(グリコヘモグロビン)が6%を超えた頃です。その後、加齢とともに少しずつ上昇していたのが3年前に6.9%に急上昇しました。

 何とか薬を飲まずに抑えたいと、節制したり糖質を抑えたりして6.3%まで下げました。あと少しだったのですが、体重はこれ以上落とせませんし節制にも限界を感じました。そして今年の健康診断の結果、案の定、6.8に逆戻り、あきらめて病院へ行った次第です。

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 私は親に丈夫に産んでもらったおかげで、今まで大病大怪我知らずで来ました。しかし、どうもこの高血糖というのだけは遺伝のようです。

 父は早く亡くなったので詳しくは聞いていないのですが、確か血糖値が高目だと言っていたような気がします。父方の叔母は糖尿病を患っています。弟は仕事柄、食生活も不規則なせいもありますが糖尿病の薬のやっかいになっているそうです。

 加齢とともにインシュリンの分泌が減ってくるのだそうです。薬を飲むのはあまり好きではありませんが、この歳、何か一つくらいは仕方無いかなと思います。

 お医者さんも、私を見てこれ以上痩せろとも言えないしどうしますか、と問われたので薬を希望しました。とりあえずいちばん軽めの薬を処方していただくことになりました。

 血糖値が高い時だけ作用して、比較的低血糖に陥らない薬だそうです。毎朝食後、一錠です。薬、飲み慣れていないので時々忘れます。

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(ボケていますが増水した水路にザリガニがいました。私の足音が聞こえるのか近づくと素早く後じさりして石の下に隠れてしまいました)

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(セイタカアワダチソウにモンシロチョウ、翅が傷んでますね)

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(台風でなぎ倒されたコスモスの中で、上を向いていました)

 今年9月、厚労省の発表によると「糖尿病を強く疑われる者」の人口は1000万人と推計されているとか、病院に行っていようが行くまいが健康診断で指摘されていたのでとっくにその推計の中に入っているのでしょうが、病院に行って薬を処方してもらうといよいよ仲間入りした気がします。

 その後、眼科診療を奨められましたので行ってきました。眼底検査の結果は異常なしでした。ついでに見てもらった白内障は年齢相応だったそうです。

 糖尿病も怖い病気ではありますが、他に病もなく、今のところこれくらいで済んでいるので感謝すべきなのではないかと思います。ぱっと治る病気でもないので出来るだけ悪化しないように気をつけながら、長く付きあっていこうかなと思っています。

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(チカラシバ、名前の通り台風の影響をみじんも感じさせずに力強く立っていました)


 名前がDの頭文字で始まるジャズミュージシャンも大物がけっこういますね。今夜はDuke Ellington(デューク・エリントン)です。若い頃、なんとなく食わず嫌いなところがあったのですが、最近再認識しています。曲は有名なTake the A Train(A列車に乗って)です。このYouTubeの映像は、ジャズの楽しさ、ビッグバンドの楽しさが溢れていますね。

 



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日曜の午後は芝居見物 [その他]

 先週の土曜日あたりからずっと雨ばかりです。木曜日に久し振りに晴れ間が見えましたが午前中だけ、その夜にはまた雨でした。しかもその間気温が低くて11月半ば並みとか、暖房機間に合わず重ね着したり厚手の服を着込んだりしてしのいでいます。

 音楽を聞いているときとか、身の回りの野花など何でも無い時間を報告するのが好きなのですが、日曜日にイベントがあるとそのインパクトの強さに負けてしまいます。今回も先週の日曜の報告になります。

 朝から冷たい雨の降る日でしたが、午前は営農の出役でした。仕事内容は、麦の種子に消毒薬をまぶすことです。初めてする作業でしたが、たいしたことないだろうと気軽に倉庫へ向かいました。

 ところが麦の種子は30キロの袋が35袋もありました。運んだり重量を量ったり薬剤をスコップでかき混ぜる作業からまた袋に戻すまで全て手作業です。作業は3名、まだ一時間しか経っていないとか、あと半分とか声を掛け合いながら進めました。

 何とか予定通り午前中に終わる事が出来ました。思っていた以上に身体を使う仕事に、普段使わない手足や腰が疲労を訴えていました。農業の仕事に楽な仕事はないと再認識したのでした。

 マスクや手袋をしていても全身に消毒薬を被っているので、家に帰るとすぐにシャワーを浴びました。気温が低かったので熱めのお湯でした。



 一休みして午後からは珍しく芝居見物です。

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 地元の劇団の方たちによる公演で今年で四年目だそうです。初回から松竹新喜劇の人が応援に入っています。ちょっとした知り合いが出演しているのでチケット購入していました。

 芝居というか演劇見物は本当に久し振りです。高校時代から京都会館へ民芸の公演などを見に行ったりしていました。東京でも、コンサートほどではないですが時々見に行ってました。帰郷以来記憶が無いので、約40年振りかも知れません。

 開場時間ぎりぎりに行くと、雨が降りしきる中ホール入り口は開場を待つ人の列が出来ていました。何とか駐車場を見つけて大急ぎで列の最後部に並びました。

 席は全席自由席なので早いもの勝ちです。客席入り口から観客席に入った時、手前はほとんど埋まっていました。空席を探して歩いていると、知っている顔がいくつかありました。お互い手を上げて挨拶です。しかし、立ち話をしている余裕はありません。席を見つけなければ。

 入り口からいちばん奥まった舞台の左袖の方に空席の塊が見つかりました。入り口付近はいっぱいでも奥はまだ余裕でした。おかげで舞台から左寄りではありますがちょうど真ん中に近い席を確保することが出来ました。

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 (どこでも撮影、録音は禁止なので撮った写真はこれ一枚です)

 ホール客席は502席、もちろん開演前には全ての席は埋め尽くされました。ここの観客席の特徴は傾斜が強く舞台に向かって切り立っていることでしょうか。客席は舞台を見下ろすように配列され、客席からは舞台の床が見えます。後ろの席でも舞台の隅々まで見渡せる配慮でしょうか、それとも立地条件でしょうか。

 時間が来て緞帳が上がる瞬間は芝居を見に来ていつもわくわくする瞬間です。初めに子供と大人による童話のミュージカルが約一時間ありました。


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 「ヘンデルとグレーテル」と言うと”お菓子の家”がすぐに思い浮かびますが、ストーリーはほとんど忘れています。ヘンデルとグレーテルが貧しさのために森に捨てられるという筋は覚えていなかったのでちょっとショックでした。

 森をさまよい空腹のあまり、魔女に魔法をかけられた子供たちによってお菓子の家に導かれ、魔女に閉じ込められますが、グレーテルの機転で魔女をパン焼き釜に押し込みます。ヘンデルだけでなく皆の魔法が解け、ヘンデルとグレーテルは父親と再会すると言うお話でした。

 子供たちと数人の大人で構成された合唱ミュージカル、登場する子供たちが可愛く歌も上手、孫に見せたら喜んだかなぁと思いました。

 役15分の休憩のあと、本日の出し物「こなんヒストリア」による「知らぬが仏」です。

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 ストーリーは地元の歴史を題材に明治23年、鉄道が敷設されて客足が鈍り始めた宿場街にある一軒の宿屋と茶店が舞台、茶店の娘の恋や手放した子供と再会する女中の苦労話などを挟みながら、宿屋の一家にもたらされた父親の遺産を巡る愛憎を描いた人情喜劇です。

 最近は見る機会がありませんが、子供の頃、親と一緒に見ていた松竹新喜劇を思い出す内容でした。一幕二場でセットも吉本新喜劇で見かけるようなものでした。涙と笑い、涙の方はさすがに現代ではつらいところがありますが、笑いはいつの時代でも共通ですね。

 松竹新喜劇の人が4名参加されていました。さすがプロ、声の通り立ち居振る舞いが違いました。主役級を演じるのかと思ったら、あくまでサポートの脇役で、主だった役どころは劇団の人たちでした。劇団員の人たち、皆さん達者なので驚きました。声もよく通り、笑いの取り方、間など玄人はだしです。

 わかりやすいちょっとしたミスもありましたが、それもご愛敬です。親の遺産を巡る家族の悲喜こもごも、何回かのどんでん返しのあと最後はお決まりのハッピーエンドです。一時間半あまりでしたか、久し振りの芝居見物、楽しめた気がしました。

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 写真は撮れなかったので、パンフレットとフェイスブックからお借りしました。
  

 今日のDで始まるジャズミュージシャンはDiana Krall(ダイアナ・クラール)です。彼女のコンサートに行って一年になるのでしょうか。ずっと前のような気がしています。
 今でもたまにYouTubeを見てコンサートの雰囲気を楽しんでいます。このコンサートをきっかけに出不精の私がいくつかのコンサートに通うようになりました。今日はその時にも歌ったDesperadoです。


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二つの運動会 [日々]

 急に夏のような暑さが戻ってきたかと思ったら、今日はまたしとしと雨が降って肌寒いような一日です。長袖シャツを出したかと思うと、また半袖を引っ張り出したりと着るものを選ぶのも忙しいこのごろです。

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 先週、世間は三連休でした。その真ん中の日曜日は地区の運動会がありました。いつもならもう少し遅い時期にあるのですが今年は市議会選挙があるので一週間早まったのです。しかし、そのことが私にとってはちょっとした不都合を生むことになるとは思ってもいませんでした。

 というのは、前日の土曜日が孫の運動会の日だったのですが、懸念していた雨が降ってしまい一日順延になって地区の運動会と重なってしまったのです。

 地区の運動会と言っても、この歳ですからさして出るものもないのですが全く無視することも出来ません。朝のテント立てから開会式、唯一の出場種目である綱引きまでは地域の運動会に参加しました。

 予定通り綱引きは一回戦で負け、大急ぎでカメラを持って幼稚園の運動会へ駆けつけました。幸い運動会のグランドと幼稚園は歩いて10分ほどしか離れていません。

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 駆けつけてみると太鼓の音が響いています。孫の出番が終わっていないかと心配しながら大勢の観客の中から娘を探しだして合流しました。

 残念ながらいちばん写真を撮りたかった駆けっこはもう終わったあとでした。遊技はちょうど大きい組さんの演技が終わったところ、次が孫の出番でした。

 300ミリ望遠をいっぱいに伸ばして待ち構えていると、こちらに手を振りながら笑顔いっぱいで入場してきたので驚きました。青い顔をしてキョロキョロしていた去年とは大違いです。

 タンバリンを叩いて踊ったり、バルーンに見立てた大きな布でダンスをする遊技でした。演技の間も、終始私たちに笑顔を送っていました。

 そのあとで演技した小さい組さんを見ると、去年はあんなに幼かったのかとあらためて一年の成長ぶりに目を見張りました。

 もう一つ、孫が参加する親子玉入れがあったのですが娘は一緒に参加するために下の孫を私に預けていったので、結局一枚も写真は撮れませんでした。また去年は、ご近所や知り合いのお孫さんの写真も撮ってあげたのですが、今年はそんな余裕もなく、孫の出番が終わった11時頃、地区の運動会に戻るために早めに引き上げました。

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チカラシバ

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これはヒヨドリバナでした。

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水路際に大きなムラサキシキブが垂れ下がっていました。

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ミゾソバに止まるベニシジミ

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ゲンノショウコ

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ヤマブドウですかね。

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クサギ

 幼稚園からグランドに戻る道すがら撮った写真です。

 幼稚園の運動会は午前中で終わりですが、地域の運動会は午後もあります。今年はなぜか進行がやたら遅くて終わったら午後4時を過ぎていました。我が組は可も無く不可も無し、順位は全体の真ん中でした。

 午後からは玉入れなどの全体参加の競技と閉会式に参加しただけでした。それでも地区の年間行事である運動会も終わってほっこりしました。ただ二つの運動会が重なったので、慌ただしくどちらの運動会も中途半端な印象の残念な一日でした。


 今日のDの頭文字で始まるジャズミュージシャンはDave Brubeck(デイブ・ブルーベック)です。デイブ・ブルーベックと言えばこれですね。Take Five、初めて買ったジャズレコード(CBSソニーの様々なミュージシャンを組み合わせた)2枚組アルバムで聞きました。



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