盆踊り2018 [地域]
お盆の間、おしょうらいさん(精霊)をお迎えして一六日の朝、家の裏の天井川の川原で松明を燃やしておしょうらいさんを送ります。所に寄っていろいろですが送り火に当たると思います。
その夜は毎年盆踊りが地区で催されます。かつてはお寺の境内で催されていたのですが、今は公民館横の児童公園で催されます。
ところがあれだけ晴れ間が続いていたというのに、墓参りと言い盆踊りと言い朝から曇り空で天気予報は午後から雨でした。
私は今年、組長に当たっているので盆踊りを実行する側です。午後から集まって、櫓を組んだりテントを立てたり、アーチをかけたりと汗だくの作業が予定されていたのですが、集まってみたら盆踊りは公民館で開催されることになっていました。
屋外で盆踊りを楽しみにされていた方には申し訳ないですが、これで作業がぐっと簡略化されます。櫓を組んだり机を並べたりしなくても良いのです。
もちろんテントを立てたり、提灯をぶら下げたり椅子を並べたりとすることはあるのですが、範囲が狭いのであまり手間も掛かりません。おまけに雨の前で気温も低く盆踊りの準備としては涼しい部類でした。
盆踊りに先立って地域の太鼓グループの演奏がありましたが、まだ人出は少なかったですね。
区長さんの挨拶
会場の隅っこでは綿菓子、輪投げ、ヨーヨー釣りなどが用意されています。綿菓子機を操作しているのはもちろん私たち組長仲間や区役員です。大人にはボランティアグループのビールと焼き鳥、それからプロのお店のたこ焼きなどもありました。
7時半から盆踊りが始まりました。屋外なら、踊りの中心に櫓を組んでその上で音頭取りの人たちが江州音頭を歌うのですが、今日はスペースの関係でステージの上で歌われていました。
盆踊りが終わるとお楽しみの抽選会です。これがないと盆踊りだけでは昔ほど人が集まってくれません。この抽選だけを目当てに来る人も大勢います。
私は賞品係の役割でしたので、最後はけっこう忙しい思いをしました。9時前には全て終わって後片付け。支度に比べて後片付けは、何の作業でもそう思いますが早いこと早いこと、雨に濡れたテントだけ残して9時半過ぎには帰宅できました。
予想ほどたくさんの雨は降りませんでしたが、七時台に雨がありました。もし普段通り外で催されていたら撤収したり、新しく公民館で場所を設けたりと大変な思いをしたと思います。
一夜明けた今日は、久し振りに爽やかな朝でした。日差しの下は少し暑いですがもう以前の刺すような日差しではありません。風があり、何よりこの間までの重くまといつくような湿気がなくなりました。このまま涼しくなってくれると良いのですが、そうは問屋が卸さないでしょうか。
今夜のHはHank Jones(ハンク・ジョーンズ)です。私は、1970年代半ば、在京時に聞きに来ました。マリアン・マックパートランド、ジョンルイスと三人のジャズピアニストの共演でした。ハンク・ジョーンズはあまり派手派手しい演奏ではなく、地味だけど端正な演奏でファンになりました。それから晩年にかけて何度も日本公演を行っています。