新郎の父 [日々]
先週の土曜日は、息子の結婚式でした。挙式は琵琶湖が見える式場があるホテルでした。その日は12月にしては暖かくてやや曇りがちのお天気、琵琶湖側の窓が開放されていましたがあまり景色を見る余裕はありませんでした。
親として結婚式に出るのは初めてです。娘は結婚していますが式を挙げていません。二十数年前に弟の結婚式で親代わりをしましたが、自分の息子となるとやはり全然違いますね。
とは言え、妻や娘からは新郎の父親なんだからおとなしくしていないといけないと言われていたにも関わらず、カメラを持ち込んでけっこう撮りまくっていました。
とくに披露宴では、写真撮影はもちろんのこと、来賓や相手方の親族に挨拶に行ったり、久し振りに会う親族とお喋りしたりしてほとんど席にじっとしていないありさまでした。
息子の結婚までの経緯についてはいろいろな思いがあり、これまで何度もブログに書こうとして機会を逃しているうち、とうとう本番が来てしまいました。
今ではほっとしてしまい、ただ良かったと思うだけです。ま、いまだに我が家のあの息子が結婚したとは信じられない思いですが。
あまり盛大でないコンパクトな結婚式と披露宴を二人で心がけてくれたので、アットホームな雰囲気いっぱいの楽しい時間を過ごせました。
3歳と6歳の孫が新郎新婦に花束を渡す役割を担ってくれました。恥ずかしがっていましたがお返しのプレゼントをもらってご満悦の二人でした。
家ではいろいろなことを語らない息子でしたが、今回職場の方たちが何人か列席されて、職場での息子の様子をいろいろ聞くことが出来たのは収穫でした。ま、そんな席で悪いことを親に言う人もいませんが。
新郎の父と言ってもあまり役割はありません。今回は、二人の生い立ちを紹介するスライドショーを作成する役を買って出たくらいです。そして、最後に両家を代表しての挨拶です。
緊張しましたが、何とか詰まることも無く妻からも及第点をもらうことが出来ました。実は大事なエピソードを一行飛ばしたのですが、エピソードなので飛ばしたことわからなかったと思います。
結婚をしたらしたで、親としてはまたあらたな心配が増えるような気もしますが、親に出来るのはここまででしょうか。後は二人でうまくやってくれればと思います。
結婚に合うジャズを探してみました。式に使うジャズはいろいろあるようですが、息子たちの披露宴では皆J-POPばかりでした。
YouTubeを探していたらAndrea MotisとJoan Chamorroの「いつか王子様が」がありました。Jにも引っかかるしこちらを選ぶことにします。息子にとっては、「いつかお姫様が」でしたが。