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箱洗い [日々]

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 今年も田植えの季節がやってきました。と言っても営農組合でする田植えは、昔と違って分業制です。苗を運ぶ人、苗を渡す人、苗を植える人、肥料を配る人、苗箱を洗う人。

 営農組合が出来るまでは家族の手伝いはあるもののこれらの作業を一人でしていました。そこにはしんどさもありましたが田植えという作業の難しさや面白さがありました。

 営農組合になって私に割り当てられる仕事は、主に苗渡しです。一度に苗を八条も植える田植え機を動かすオペレーターと補助者は2人なのに、苗を渡す人は4名もいます。苗渡しと積み込みは機械化出来ないので人海戦術になります。

 畦に苗を並べ田植え機が戻ってくるといっせいに苗を機械に積み込みます。単純ですが苗を持って立ったり屈んだりするのでなかなかしんどい作業です。

 今年も覚悟していたのですが、久し振りに箱洗いに当たりました。営農組合が始まった頃に一度したきりでほとんど経験がありませんでしたが、難しいことは何も無く身体にも楽な軽作業でした。

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 苗を田植え機に納めて空になった苗箱を圃場から集めて、この苗箱を洗う機械に通します。写真は苗箱が機械に入った所です。ポンプで吸い上げた水を機械に注入して、中でブラシが回転して箱を洗います。洗われた箱は反対側に落ちる仕組みになっています。

 10枚集まるとヒモで括ります。軽トラックの荷台一杯になったら育苗センターに返しに行きます。圃場整備された田んぼは大きいので、一枚植え終わるのに160枚ほど費やします。1日5枚植えると800枚洗うことになります。これを二人でします。


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 いちばん左端にあるのが水をくみ上げるポンプ、手前が箱洗い機を動かすエンジンです。ずっと以前に苗箱洗いをしたときに比べて、機械が全て更新され使いやすくなっていました。



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 別の日の夕方でした。車で通りがかったら用水路にアオサギがいました。帰り道に見たときもまだ居たので、最近カメラを持ち出していない、アオサギでも撮ろうかと自転車に乗り換えて水路まで戻りました。

 ところが私がカメラを構えようとするとそれまでじっとしていたアオサギが飛び立ってしまいました。

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 そして、堰の上でいつものポーズでじっとしています。

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 家に帰ったら、休耕地に一羽の鳥が飛んできておりました。ヒバリですね。若い気がします。

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 ハート型の葉っぱはカタバミです。夕方なので花は閉じていました。晴れた日はいつまでも明るくずいぶん日が延びた気がしますが、我が家はそろそろ夕ご飯です。


 今日のは、Lee Morgan(リー・モーガン)です。曲はやはりなんと言ってもI Remenber Cliffordですね。
 


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