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ツグミとジョウビタキ [野鳥]

 世の中が騒々しく不穏な空気が充満しだしている中、今年のひな祭りが過ぎて行きました。我が家の娘は嫁いでもう家にはいませんが、その孫娘にせがまれて妻は今年もひな飾りを出していました。

 座敷がひな人形と赤い毛氈で華やいだのも束の間、臨時休校になった孫に手伝ってもらいながらひな人形は、一昨日片付けられました。それにしてもこのようなひな祭りを迎える事になるとは、令和2年やオリンピック開催年に湧く今年の初め誰が予想できたでしょう。

 コロナウイルス、とうとう我が県でも感染者が出ました。近畿では我が県だけがまだ空白地帯だったのですがそれも時間の問題だったのだと思います。実際はちゃんと調べられていなかっただけかも知れません。

 感染者は日に日に増えとどまるところを知りません。感染者が個人からクラスターという固まりになって、一気に人数が増え感染経路の特定や行動範囲の把握が難しい事態に陥りつつあるようです。

 小中高は突然臨時休校になり、あちらもこちらも自粛自粛です。この先、いったいどうなるのでしょう。私の今月の予定も一つは中止、後の二つは縮小、延期となりました。




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 今日は「私とテレビ(2)」の予定だったのですが何も準備できていないので、また鳥さんのお世話になることにしました。

 ジョウビタキ、去年の秋の終わり冬の初めの頃に撮って以来です。何度か家の裏で見かけていたのですが撮るチャンスがありませんでした。去年撮ったのと同じ雌、同じ個体ではないかと思います。

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 くるくると丸い目が愛らしいジョウビタキですが、俯くとちょっと怖い表情になりますね。

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 ジョウビタキを撮り終わって、もう少し他の野鳥がいないものかと雑木林の方に向かっていったら、その雑木林から一羽の鳥影が飛び立ってお隣の栗の木に止まりました。

 慌てて戻って栗の木の枝の絡み合った向こうに白い顔をしたツグミが隠れていました。この鳥も何度か姿は見かけていますが写真を撮るのは今冬初めてです。

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 栗の木の枝が邪魔で困ったなと思っていたら、急に飛び立ってうまい具合に我が家の桜の枝に止まりました。

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 桜の木の枝の間で、ツグミは何を思うのでしょう。

 ツグミが飛びたったかと思う間もなく、お隣の庭で「私はもっと撮っていいわよ」とばかりにジョウビタキのメスが啼きました。

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 田舎に籠もって畑と野鳥の相手をしていれば、コロナウイルスの心配もないかも知れませんが、いくら田舎でも生活するには買い物に出かけなければいけませんし、仕事にも出かけて人と接しないわけにもいきません。


 今夜のMMal Waldron(マル・ウオルドロン)です。曲はビリー・ホリデーのピアノ伴奏をしていたマル・ウオルドロンが彼女が亡くなったあとに追悼の意味を込めて演奏したレフトアローンです。何かをせつせつと語るように歌うジャッキー・マクリーンのアルト、若い頃何度も聞きました。



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