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花のあとさき [自然]

 新型コロナウイルスの勢いは止まらず、とうとう日本全体に緊急事態宣言が発せられてしまいました。自粛の毎日は不便で息の詰まる思いですが、罹患したり人に感染させることを思えば耐えられる気もします。

 わたしは、仕事以外は普段から畑や田んぼ、たまに山に行って鳥などの写真を撮って遊ぶ、後は部屋でテレビを見たり、音楽を聞いたり、本を読んだりする生活ですからもともと自粛しているようなものです。


 一日中雨が降り続いた翌朝は休みでしたが、畑仕事をするには地面が濡れていて適しません。お天気は良かったので畑仕事は午後に回すことにして、朝のうちカメラを持っていつもの裏山に行ってきました。

1-DSC_4122.JPG 裏山までの道のり、草刈り対象の休耕地が道の両脇に広がっています。これはカラスノエンドウです。こうして写真で撮ってアップする分には悪くない野花ですが、草刈り時には絡みついてやっかいなことこの上ない雑草のひとつとなります。

1-DSC_4130.JPG 日あたりの良い休耕地では、タンポポが一面に地面に広がっていました。多くのタンポポは茎が見えないほど地面這いつくばって咲いているのですが、このタンポポは珍しく茎が長いです。

1-DSC_4115.JPG シャガです。竹藪の際、日当たりの良いところで咲いていました。もう少し薄暗い所で咲く花の印象でした。

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氏神様の参道にある古い灯籠

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この日は幼稚園の入園式でした。でも新学期はこの日だけで翌日から休園です。

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幼稚園の周りのコブシやハクモクレンはもう散っていました。イチョウが朝日の中で芽吹いていました。

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普段は水の流れがほとんどない天井川です。この日は前日の雨ですこしだけ川らしく見えます。

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盛りをとっくに済ませた桜並木の下を歩きます。

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桜並木から少しはずれたところにある一本桜、枝が目立つようになって少し淋しい姿です。去年は満開の時に撮ったような気がします。

 川下まで流れが届いていません。川底に降りて向こう岸に渡り堤を歩きました。こちらは木々に覆われた森が広がっています。

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森が開けて青空が気持ち良いです。これはなんの木でしょうか。

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ヤマザクラですね。

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上流まで来ました。ここはメタセコイヤが普段は目立つのですが、この時期に来ると桜が多い事に気づきます。

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花が散って残った萼にメジロが嘴を突っ込んで蜜を吸っています。

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 気になることがあって、久し振りに林道を上がってみました。

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上り坂の途中、若い葉に朝日が当たって金色に光っていました。しかし、わたしの技術ではその輝きを表現しきれなかったようです。

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ショウジョウバカマ、まだ咲いているかと思って上がってきました。わずかに数輪だけ残っていましたね。

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再び麓に降りて、わずかに残っているハクモクレンです。

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帰り道、氏神様の足下にある小学校、校庭に生徒の姿はありません。校舎の窓にも人影がありません。無人の校庭にチャイムだけが空しく鳴っていました。



 今夜のMMel Torme(メル・トーメ)です。あまり聞かないのですが甘い歌声ですね。曲はララバイ・オブ・バードランドです。



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