めまい [日々]
今年の2月に米原へコンサートに行ったことを書こうと思っていたのですが、ちょっと突発した事があったので今日はそのことをお知らせしようと思います。
金曜日、急なめまいに襲われました。今までも何かの折に軽くふらつくことはあっても一過性だったので気にしてませんでしたが、その日はいつもよりひどい状態でなかなか収まりません。動くと身体がふらついてまっすぐ歩けません。
とくに動き始めがきつく、寝返りを打っても地面が動きます。仰向けにじっとしていると収まるのでできるだけ動かないようにしておとなしくしていました。少し寝不足気味だったので一晩ぐっすり眠れば治るだろうと軽く考えていました。
金曜日、急なめまいに襲われました。今までも何かの折に軽くふらつくことはあっても一過性だったので気にしてませんでしたが、その日はいつもよりひどい状態でなかなか収まりません。動くと身体がふらついてまっすぐ歩けません。
とくに動き始めがきつく、寝返りを打っても地面が動きます。仰向けにじっとしていると収まるのでできるだけ動かないようにしておとなしくしていました。少し寝不足気味だったので一晩ぐっすり眠れば治るだろうと軽く考えていました。
弾けたツバキの実
ところが翌朝起きてみると、前日よりひどいのでこれは駄目だと思いました。すぐ病院に行こうと思いましたがあいにく土曜日、救急で受け入れてくれる病院に電話してもらいました。救急車は嫌なので、近くに住む娘に頼んで送ってもらうことに。
うまく歩けないし転ぶと危ないので廊下を這って行きました。しかし勝手口から車に乗るまでは土なので這うわけにも行かず、無理して歩いたら車に乗る前に気持ち悪くなって嘔吐してしまいました。
果たして車で片道30分ほどの病院まで耐えられるか心配でした。家を出て最初のカーブを曲がるとき気持ち悪かったので娘にゆっくり曲がってと頼みました。その後は車のシートに身を預けていると気分の悪さもなく、半分眠っていたのか思ったより早く病院に着きました。
今年はまだヒガンバナを見ません。いつも咲くツバキの木の下、ヒガンバナの芽でしょうか。
公立K病院は、父がお世話になり亡くなった病院です。そのほか、親戚や知り合いのお見舞いに何度も来ていますが、自分が患者になって来るのは初めてです。
警備員の人が車椅子を持ってきてくれました。車椅子上の人になるのは生まれて初めてです。救急は以前、孫がアレルギーでお世話になったところで見覚えがありました。先に救急車で来られた方があったので待たされました。
ようやく私の番が来て中に入った途端、また吐き気がこみ上げてきて激しく嘔吐、胃液を吐いてもう出るものがありません。
それからいろいろな検査、後から考えるとまずは脳梗塞の疑いの検査だったみたいです。めまい止めの筋肉注射と点滴を受け、そのまま脳のCT検査へ。点滴は生涯二度目、CTはもちろん初めてです。
結果、脳に異常は見られず「良性発作性頭位めまい症」と診断されました。外耳で剥がれた耳石が三半規管の中に入った結果、誤った信号が送られてめまいとなるのだそうです。
夏のなごりのツユクサ
点滴が効いたのかその後は気分の悪さやふらつきはいくぶん収まって、無事、娘の車で帰宅することが出来ました。自分ではどれくらい病院にいたのかわからなくて1時間ほどかと思ったら妻は2、3時間いたと言いました。時々眠っていたのか覚えがありませんが、ああいうときは時間の間隔も普段と違うようです。
仕事は休み、翌々日娘の車で耳鼻科へ行きました。耳の検査をしてもらいメニエルの可能性もあると言うことで、薬をもらって帰りました。
その後、めまいもふらつきもありません。友人に話したら、同級生がメニエルだと言われた二ヶ月後に脳梗塞で倒れたと言うので、不安になってもう一度耳鼻科を訪れて脳のMRIを撮ってもらいました。
このときは自分の運転で行きました。脳と血管のMRIも耳鼻科の先生の所見では異常がないそうで、一週間後詳しい結果を教えてもらえるそうです。
普段は元気が当たり前のように過ごしていますし、つい調子に乗って無理したりもしていますが、こういうことがあるとさすがにいろいろ考えてしまいますね。
仕事を辞めないといけないかも知れないとか、今までのように快活に動けなくなるのではないかとか、入院などいろいろ悪い風に考えてしまいます。
健康だけが自慢だったのでショックでした。私だけでなく家族もそうだったと思います。とりあえず軽い処置で済みましたが、今回のことが今までの生活へのちょっとした警鐘になればと思います。
秋にもタンポポは咲きます。
ところが翌朝起きてみると、前日よりひどいのでこれは駄目だと思いました。すぐ病院に行こうと思いましたがあいにく土曜日、救急で受け入れてくれる病院に電話してもらいました。救急車は嫌なので、近くに住む娘に頼んで送ってもらうことに。
うまく歩けないし転ぶと危ないので廊下を這って行きました。しかし勝手口から車に乗るまでは土なので這うわけにも行かず、無理して歩いたら車に乗る前に気持ち悪くなって嘔吐してしまいました。
果たして車で片道30分ほどの病院まで耐えられるか心配でした。家を出て最初のカーブを曲がるとき気持ち悪かったので娘にゆっくり曲がってと頼みました。その後は車のシートに身を預けていると気分の悪さもなく、半分眠っていたのか思ったより早く病院に着きました。
今年はまだヒガンバナを見ません。いつも咲くツバキの木の下、ヒガンバナの芽でしょうか。
公立K病院は、父がお世話になり亡くなった病院です。そのほか、親戚や知り合いのお見舞いに何度も来ていますが、自分が患者になって来るのは初めてです。
警備員の人が車椅子を持ってきてくれました。車椅子上の人になるのは生まれて初めてです。救急は以前、孫がアレルギーでお世話になったところで見覚えがありました。先に救急車で来られた方があったので待たされました。
ようやく私の番が来て中に入った途端、また吐き気がこみ上げてきて激しく嘔吐、胃液を吐いてもう出るものがありません。
それからいろいろな検査、後から考えるとまずは脳梗塞の疑いの検査だったみたいです。めまい止めの筋肉注射と点滴を受け、そのまま脳のCT検査へ。点滴は生涯二度目、CTはもちろん初めてです。
結果、脳に異常は見られず「良性発作性頭位めまい症」と診断されました。外耳で剥がれた耳石が三半規管の中に入った結果、誤った信号が送られてめまいとなるのだそうです。
夏のなごりのツユクサ
点滴が効いたのかその後は気分の悪さやふらつきはいくぶん収まって、無事、娘の車で帰宅することが出来ました。自分ではどれくらい病院にいたのかわからなくて1時間ほどかと思ったら妻は2、3時間いたと言いました。時々眠っていたのか覚えがありませんが、ああいうときは時間の間隔も普段と違うようです。
仕事は休み、翌々日娘の車で耳鼻科へ行きました。耳の検査をしてもらいメニエルの可能性もあると言うことで、薬をもらって帰りました。
その後、めまいもふらつきもありません。友人に話したら、同級生がメニエルだと言われた二ヶ月後に脳梗塞で倒れたと言うので、不安になってもう一度耳鼻科を訪れて脳のMRIを撮ってもらいました。
このときは自分の運転で行きました。脳と血管のMRIも耳鼻科の先生の所見では異常がないそうで、一週間後詳しい結果を教えてもらえるそうです。
普段は元気が当たり前のように過ごしていますし、つい調子に乗って無理したりもしていますが、こういうことがあるとさすがにいろいろ考えてしまいますね。
仕事を辞めないといけないかも知れないとか、今までのように快活に動けなくなるのではないかとか、入院などいろいろ悪い風に考えてしまいます。
健康だけが自慢だったのでショックでした。私だけでなく家族もそうだったと思います。とりあえず軽い処置で済みましたが、今回のことが今までの生活へのちょっとした警鐘になればと思います。
秋にもタンポポは咲きます。
2月の思い出 [旅]
記録的な長雨の7月、記録的な猛暑の8月が終わって、予想通り台風の9月がやってきました。台風9号は何とか通りすぎたようですが、また過去最大級と言われる10号が控えています。大きな被害が出ないことを願わずにはいられません。
当地は、台風の影響で曇りがちの日が多くなり、時折雨の音も聞くようになって気温は幾分下がり気味です。台風前後の不快な蒸し暑さはありますが、これくらいは我慢しなくてはいけないでしょう。
その間も、新型コロナの影響は不安な重奏低温のように生活を覆っています。田舎の様々な行事はほとんど中止になりましたし、出かける用事もぐっと減ってしまいました。
もともと私の生活は単調な日々の繰り返し、とくに夏場は畑作業や草刈りに追われることが多いのですが、たまにコンサートに行くのが息抜きになっていました。
新型コロナが蔓延するようになって、コンサートやライブが軒並み中止になったり実施されなくなってしまいました。今年はコロナ騒ぎの前に行った2つだけです。
三島池
そのうちのひとつ、まだ新型コロナ騒ぎが本格化する前の2月9日、米原で開かれたコンサートへ行った時のことをブログで報告出来ていませんでした。新しいことがないので、ネタに困っての過去記事になります。
コンサートは、以前から妻が行きたいと言っていたミュージシャンのものです。だた関東ではよくあるのになかなか関西で開かれることがなくて数年越しのチャンスでした。
米原という地で行われるのは珍しい事です。米原は同じ県内でもなかなか行く機会がありません。大阪京都なら迷わず電車ですが、寄り道観光を兼ねて車で出かけることにしました。夕方から始まるコンサートなのに午前に家を出ました。
コンサート会場は初めて行くところなので、最初に下見をしてから足を伸ばして三島池に行ってみました。三島池は息吹山の麓近くにある周囲800メートル弱の池で、全体が公園のように整備されています。春には桜の名所で賑わうそうです。
風の冷たい寒い日でしたがお天気は良くて、三島池も息吹山も綺麗に見えました。池には鴨がたくさんいて、平日のわりにたくさんの来場者がありました。
背後にそびえる息吹山、いつものこの時期ならもっと雪をいただいて真っ白ではないかと思うのですが、今年は暖冬、雪は頂上にわずかしかありません。
その後、コンサートまでまだ少し時間があったので会場に戻る途中で醒ヶ井に寄りました。醒ヶ井は小学生の頃、遠足で醒ヶ井養鱒場へ来たきりです。
梅花藻で有名な地蔵川です。川底がすっきり見えて水の綺麗さがうかがえます。寒い日だったせいか、私たち夫婦以外の観光客の姿はありませんでした。
季節ではないのでしょうが、梅花藻が少し咲いていました。
地蔵川、うまく撮りたかったのですが難しいものです。もたもたしていると冬の短い日が傾いてきました。私はもう少しゆっくりしたかったのですが、妻にせかされてコンサート会場の滋賀県文化交流館に向かいました。
今日のOは、Oliver Nelson(オリバー・ネルソン)です。ジャズを聴き始めの頃、よく聞きました。サックス奏者ですがアレンジャーとしても有名です。曲はアルバム「ブルースの真実」からStolen Momentsです。
当地は、台風の影響で曇りがちの日が多くなり、時折雨の音も聞くようになって気温は幾分下がり気味です。台風前後の不快な蒸し暑さはありますが、これくらいは我慢しなくてはいけないでしょう。
その間も、新型コロナの影響は不安な重奏低温のように生活を覆っています。田舎の様々な行事はほとんど中止になりましたし、出かける用事もぐっと減ってしまいました。
もともと私の生活は単調な日々の繰り返し、とくに夏場は畑作業や草刈りに追われることが多いのですが、たまにコンサートに行くのが息抜きになっていました。
新型コロナが蔓延するようになって、コンサートやライブが軒並み中止になったり実施されなくなってしまいました。今年はコロナ騒ぎの前に行った2つだけです。
三島池
そのうちのひとつ、まだ新型コロナ騒ぎが本格化する前の2月9日、米原で開かれたコンサートへ行った時のことをブログで報告出来ていませんでした。新しいことがないので、ネタに困っての過去記事になります。
コンサートは、以前から妻が行きたいと言っていたミュージシャンのものです。だた関東ではよくあるのになかなか関西で開かれることがなくて数年越しのチャンスでした。
米原という地で行われるのは珍しい事です。米原は同じ県内でもなかなか行く機会がありません。大阪京都なら迷わず電車ですが、寄り道観光を兼ねて車で出かけることにしました。夕方から始まるコンサートなのに午前に家を出ました。
コンサート会場は初めて行くところなので、最初に下見をしてから足を伸ばして三島池に行ってみました。三島池は息吹山の麓近くにある周囲800メートル弱の池で、全体が公園のように整備されています。春には桜の名所で賑わうそうです。
風の冷たい寒い日でしたがお天気は良くて、三島池も息吹山も綺麗に見えました。池には鴨がたくさんいて、平日のわりにたくさんの来場者がありました。
背後にそびえる息吹山、いつものこの時期ならもっと雪をいただいて真っ白ではないかと思うのですが、今年は暖冬、雪は頂上にわずかしかありません。
その後、コンサートまでまだ少し時間があったので会場に戻る途中で醒ヶ井に寄りました。醒ヶ井は小学生の頃、遠足で醒ヶ井養鱒場へ来たきりです。
梅花藻で有名な地蔵川です。川底がすっきり見えて水の綺麗さがうかがえます。寒い日だったせいか、私たち夫婦以外の観光客の姿はありませんでした。
季節ではないのでしょうが、梅花藻が少し咲いていました。
地蔵川、うまく撮りたかったのですが難しいものです。もたもたしていると冬の短い日が傾いてきました。私はもう少しゆっくりしたかったのですが、妻にせかされてコンサート会場の滋賀県文化交流館に向かいました。
今日のOは、Oliver Nelson(オリバー・ネルソン)です。ジャズを聴き始めの頃、よく聞きました。サックス奏者ですがアレンジャーとしても有名です。曲はアルバム「ブルースの真実」からStolen Momentsです。