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10月初日 [日々]

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 家の裏でヒガンバナが咲きそろった頃、モズの鳴き声を聞いた気がしました。それから数日、もうヒガンバナが枯れてしまった一昨日のこと、ごく近くでモズの鳴き声がしたのでカメラを持って外に出ました。

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 案の定、お隣の離れ家のテレビアンテナにモズがいました。去年は確か、モズより先にジョウビタキの雄がこの場所を占領して縄張りを訴えていたのですが、今年は例年通りモズがキチキチとひときわ大きな声を張り上げて縄張りを主張していました。


 今日から10月です。毎年のことながら暑くて長い夏が過ぎると本当にあっという間ですね。今年も残すところあと3ヶ月になってしまいました。

 今日から緊急事態宣言が解除になりましたね。とりあえず感染者が減り、入院患者や重症者も減っているそうですが、コロナの状況は何も変わっていない気がします。

 煙草や小麦やコーヒー豆などいろいろな物が値上がりしたのも今日からです。新しい首相も誕生しました。新首相の第一声を聞きましたが、今回の選挙ですでに国民の声が届いていない気がしたのは私だけでしょうか。とりあえず、お手並み拝見です。


 9月の終わりの頃、雲は多いものの日が差すと眩しいほど光が強い日でした。稲刈りが終わった田んぼの周りを歩いて見ました。

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 集落沿いを走っている用水路です。

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 刈り残された稲穂

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 田んぼの畦際にある給水栓、このバルブを操作して田んぼに水を入れたり止めたりします。今は自動の給水栓もあるそうです。

 以前は小さな田んぼの周りを細い用水路が網の目状にはりめぐらさていました。各農家は、そこに堰(せぎ)板で用水路をせき止め自分の田んぼに水を入れていました。用水路の上流でこれをされると下流にある田んぼに水が入らないので、水の取り合いなどがありました。

 圃場整備に伴って用水路は地下に潜り子供が魚取りをする光景は見られなくなりましたが、組合の田んぼになったので水の取り合いをすることはなくなりました。

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 田んぼが緑一色でこれから稲が育ちそうに見えますが、刈り取りを終えた切り株から生えたひこばえです。その向こうを走るのはJR草津線です。JR本線を走るのとよく似たクリーム色の車体の電車が走って行きました。

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 地元の有志が集まってここで野菜販売をしていました。各自が家で採れた野菜を持ち寄って、100円均一で販売していました。しかし、病気になったり亡くなったりで一人二人と欠けて、3年ほど前に閉じられ今は荒れてしまっています。

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 線路沿いの大型水路、毎年一回、春になると集落総出で川底の清掃をします。魚がいるのかアオサギやシラサギがよくいます。一度カワセミを見かけたことがあります。画面の真ん中あたり用水路に浮かんでいる群れはカモです。

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 画面では見にくいですが、線路の先に通過していった緑色の電車があります。

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 コンバインに切り刻まれた稲わらの間にひこばえが田植え後のように生えて、その上を緑一色の電車が通過していきました。

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 集落の方に戻ってきました。畑の脇に咲いていたヒマワリ

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 再び集落沿いの用水路を歩きました。今年の冬でしたか、ここをカワセミがチチと啼きながら、東から西へと川面の上を飛んでいきました。追いかけてみたのですが、近づくとまた飛んでいくのでキリがありませんでした。

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 用水路に小魚の影がみえます。この用水路は今では田んぼには使われていなくて雨水の排水に使われています。子供の頃はここに入ってお尻まで濡らしながら魚つかみをしたものです。

 生活用水や農薬などで一時期魚がいなくなりましたが、今では下水道なども普及して水が綺麗になり魚が戻ってきたようです。

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 今夜のRRoland Kirk(ローランド・カーク)です。盲目のミュージシャンです。多彩でサックスやフルートなどを同時に吹いたりします。しかし、演奏にはジャズスピリッツが詰まっているように感じます。曲は「溢れる涙」



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