ついこの間、良いお年をとか、明けましておめでとうと挨拶を交わしていたのに、もう1月も残り二日です。今年もあと11ヶ月になってしまいました。いつものことながら時が経つのは早いですね。

 今冬、初めての積雪があった数日後、正月の風物詩、伊勢神楽の獅子舞が我が集落を門付けしていきました。子供たちは物珍しそうに見ていくものの、立ち止まってまで見る子はいません。

 

 子供たちだけでなく、獅子舞の人たちも淡々と作業を済ませ、足早に集落を通り過ぎていく、といった感じに見えるのはこちらが大人になったからでしょうか。 

 一日中日差しのなかったその日、さらに薄暗くなりかけた夕方、集落の裏通りを獅子舞の一団が列を作って休憩所になっている公民館へ帰っていきました。

 獅子舞が去った数日後、今度は40年に一度の寒波の襲来がありました。九州で積雪があったり、沖縄ではじめて降雪が観測されましたが、私たちのところは雪が降りませんでした。ただ、それまでの暖冬感がいっぺんに吹っ飛んでしまうような強烈な寒さではありました。



 以下の写真はまだ暖冬と言われている頃、撮ったものです。それまで暖冬だったせいか、それともハゼノキが切られたせいか、鳥撮りの方は不作気味、何度か裏山に行っているのですが良い写真が撮れません。

 サザンカの花とメジロ

 すっかり葉を落としたサルトリイバラ

 フユイチゴ

 暗い森の中で見つけたシジュウカラ

 森のドラマー、コゲラ

シルエットになってしまったのはエナガ?

 やっと明るいところで見つけたと思ったら、葉で顔が隠れています。ホオジロでしょうか。

 雪が降ったり、大雪が予想されたこの一週間ほど、ようやく鳥たちが忙しげに飛び交う姿が頻繁に目撃されましたが、今度は寒すぎてこちらが動けなくなりました。