久しぶりに晴れましたが、とても5月には思えない空気の冷たさです。一度片付けた冬服や暖房器具を引っ張り出しておられる方も多いのではないでしょうか。無くてはならないお天気ですが、気ままなのが玉に瑕ですね。


 黒い畑と言っても、何か被害を受けている畑ではありません。畝には黒マルチ、畝間には防草シートを敷き詰めて一面黒く見える我が家の畑です。周囲はイノシシ、シカ除けの柵を巡らし、ついでに天井には鳥よけのネットも張っています。

 本末転倒、人が檻の中に入って作業しているようなものです。しかし、どこかに隙間があるらしく時々スズメが侵入しています。

 準備万端整えて、ゴールデンウィークの5月4日にトマト、ナス、キュウリなど夏野菜を植え付けました。自家消費分だけなので少しずつですが、トマトはいくらあっても良いので毎年多めに植えます。


 こちらは、今年3月に植えたジャガイモの畝です。右がダンシャク、左がメークインだったと思います。これだけあると家だけでは消費しきれず、娘一家にも回しますがそれでも余ります。


 ダンシャクの方は花が咲き出しました。


 去年、11月に植えたタマネギ、中生種です。実が少し大きくなってきました。早目に採って食べても良いのですが、本当の収穫にはもう少し先になりそうです。タマネギも消費しきれず腐らせてしまうので、今年は一畝だけにしました。


 夏野菜を植えた日に種を蒔いたトウモロコシ、もう芽が出始めています。私の作ったものというか、野菜の好き嫌いが多いのでなかなか孫が食べてくれませんが、去年、トウモロコシは喜んで食べてくれたので今年も頑張ります。


 風と寒さよけにかぶせた肥料袋の中はトマトです。黄色の花が咲いているのが見えるでしょうか。

こちらはカボチャ


 ちょっとシュールな写真、ポットキャップを被ったオクラです。


 エンドウ豆、10月に種まきしたスナップと絹さやです。こちらはもう食しています。写っていませんが右端にソラマメもあるのですが、まだ食べるには実が小さいです。


 同級生にもらった匂わないニンニク、タマネギより少し植えるのが遅かったせいか、今やっと花芽が出始めました。ニンニクに栄養を回すために、この花芽は摘み取る必要があります。


 4月に撒いたニンジンと大根、順調に成長しているようです。お隣のサトイモ、まだ芽が出てきません。深く植えすぎたのでしょうか。


 こちらはスイカの苗です。ポットキャップが小さすぎて苗が中で窮屈そうです。毎年、スイカは大きな物が出来てあちこち配ります。今年も楽しみです。


 夏野菜を植えた途端に、低温や雨の日が続きましたが今のところ影響もなく順調に育っているようです。明日の朝は、放射冷却で霜注意報が出ています。幼い苗には酷な気温ですが、覆いをしているので大丈夫だろうと思います。

 これからしばらくは命の勢いですくすく育ってくれますが、高温多湿の梅雨を迎えると病気や害虫の発生があります。そのことを思うと今から少し憂鬱です。

 そんな中、いちばん先に食べられる夏野菜はキュウリでしょうか。トマトやナスが食べれる頃はもう梅雨入りしているでしょうね。毎年のことながら最初に出来るのが待ち遠しいものです。その前に、タマネギ、ジャガイモの収穫しないといけませんね。

 これから支柱を立てたり水やり、追肥など世話が始まりますが、収穫のことを思うと手は抜けません。あとはお日さんと土と水と空気に守られて、おいしく育ってくれることを願うばかりです。



 今夜のGGerry Mulligan(ジェリー・マリガン)です。テナーサックスより低いバリトンサックスの名手です。曲は1970年代、FM番組「アスペクト イン ジャズ」で油井正一さんのナレーションのバックに流れていた「プレリュード イン Eマイナー」です。何度聞いても20代の東京生活、ぼろいアパートの一室で聞いていた日々が思い出される懐かしい曲です。