ほぼ20年ぶりに上京して、早いものでもう一月が経とうとしています。そして、東京レポートを書いている間に、秋はどんどん進んでいます。今年は残暑がなかったせいで秋の訪れが早く、かつ長く感じられます。まだ紅葉はほんの一部のことです。
久しぶりに山へ行って来ました。と言っても、知り合いの鳥見さんから、アカメガシワの木の実を求めてキビタキやエゾビタキが来ていると教えられて裏山に上がったのは少し前のことです。
確かにアカメガシワの木におびただしいほど野鳥が飛び交っていたのですが、カメラを構えていると、道の向こうから散歩をしている老夫婦がやってきました。無視してやり過ごそうとしたら、ご主人が顔見知りの方でした。何を撮っているのか話しかけてきました。
仕方なし、少し立ち話、ようやく開放されたときには、鳥影はほとんどありませんでした。かろうじて捉えたのはおなじみのヤマガラとメジロ、しかもまともな写真がありませんでした。
9月10月の間に、我が家の畑もすっかり秋冬野菜の畝に変わりました。ほうれん草、小松菜、白菜、キャベツ、ブロッコリ、大根、カブ、絹さや、エンドウ、ソラマメ、そして最後にイチゴを植えました。
家の周りでは、桜の木がすっかり葉を落としてしまいました。
当地はずっと良いお天気が続いています。静かに秋が深まっていきます。