周囲の桜より少し遅れながらも、我が家の桜、今年も咲きました。花の付き方や盛り上がりが、良いときと比べると少し欠けて見えるのは、満開にはまだ少し間があるのかも知れません。

 それまで曇り気味の日が続いていましたが、水曜日は桜の満開を祝うように良いお天気の日でした。今年は桜の開花、直前になってじらされましたが、全体的に気温高めだったせいか、蕾が膨らみはじめるとあっという間に開花した気がします。

 しかも、地域差があまりなく県内の北の方でもニュースなどを見ているとこちらと変わりない咲きっぷりでした。またいつもは少し早く散るしだれ桜も同じ時期に満開になっていました。

 桜の季節というのに、ツグミがまだいます。陽気に誘われていつもの裏山に行ってみました。

 ユキヤナギレンギョウも盛りです。この前来た時、満開前だった山の入り口のハクモクレンの大木は、ほとんど散っていて、残っている花も汚れていました。

 こちらは少し山に入った所にあるハクモクレンです。山裾に近い分、寒いのでしょうか今が満開ですね。ハクモクレンの白い大きな花びらは華やかで清潔な印象、はかなく淡いピンク色の桜とはまた違った趣がありますね。

 モミジイチゴ?白い花は初夏を思わせます。

 山道が上りはじめたところでツツジが咲いていました。そこまで来て、そう言えばどなたかのブログでショウジョウバカマが掲載されていたのを思い出しました。そのあたりには、毎年そこだけで見かけるショウジョウバカマがあるのです。

 ショウジョウバカマ、さがしてみたら数本ありましたが、もう盛りを過ぎていました。

 林の奥の囀りはまたしてもヤマガラでした。

 地味ですが、これも花?

 山にある桜はまだこんな具合です。途中まで登って引き返しました。

 麓の桜です。

 グランド横の堤防の桜並木

 神社まで戻りました。

 堤防沿いの桜並木、提灯もぶら下げられて、日曜日に開かれる桜祭りの準備がすっかりできあがっていました。


 ところが満開の桜を楽しめたのは水曜の昼間まででした。水曜日の夜から木曜日にかけて、ほぼ丸一日、激しい雨と風が吹き荒れました。時間に余裕のある方たちは、天気予報をみて水曜日の昼に花見を済まされたようです。

 無情の雨に打たれて、翌木曜日の雨上がりの午前、我が家の桜の下はこんな具合でした。

 でも、雨風があったからと言って、自然は全て桜の花を散らしてしまった訳ではありませんでした。満開になる直前、あるいは満開になって間がなかったせいか、花は残っています。

 今朝撮った写真です。今年の我が家の桜、満開を一度も見ることは出来ませんでしたがその直前と直後を見られたので、よしとしておきましょう。


 順番は違うのですが、桜にちなんだジャズをYouTubeでさがしてみたらこんなのがありました。コンサートで、外国の演奏者がアンコールなどでサービスしてくれる代表的な曲のひとつですね。この演奏もそうした時のものかも知れません。