暖かさと寒さが行ったり来たりの3月になりました。いつもじれったい思いをさせられる3月なのですが、今年は2月が寒かったので、3月の声を聞いただけでほっとさせられます。やっと雪景色の写真からも開放されて、久々の畑の写真、ジャガイモを植えた畝です。


 3月2日、我が同級生の息子、山中慎介WBC世界バンタム級チャンピオンの12回目の防衛戦が東京は両国国技館で行われました。去年は、京都と大阪で防衛戦があり東京はなかったので、2年振りです。また、同級生一団で応援に行ってきました。

 会場の両国国技館は初めて入りました。東京在住中の大昔、蔵前国技館で大相撲を見たことはあるのですが、こちらの方が広くてきれいで、さすが国技、大相撲が催されるところだと思いました。

 両国駅構内に大相撲のパネルと力士の手形が展示されていました。

 駅と国技館の間にある両国観光案内所です。

 この建物の中には、お土産屋さんや飲食店があり、真ん中には土俵がこしらえられていました。

 東京はこの日、午後から雨でした。観光案内所を出るとすぐに江戸東京博物館がありました。時間があったら入りたいと思いましたが、すでに入館時間は過ぎていました。その向こうに見えるのが両国国技館の建物です。

 入場する人の波。タイトルマッチは午後8時からですが、私たちは6時半頃入場しました。

 まだタイトルマッチまで時間があるので席は空席が目立ちます。

 大相撲が催されるときは、天井につり上げられた櫓が降りてくるのでしょうね。館内をぐるっと取り囲む優勝力士の額、日本出身力士の優勝が途切れて久しかったのですが、先場所やっと稀勢の里関が優勝しました。

 しかし、何度も見回してみたのですが、稀勢の里関の優勝額はまだ飾られていません。一番新しいのが、その前の場所で優勝した鶴竜関のものでした。

 

 午後8時、いよいよタイトルマッチです。挑戦者カルロス・カールソン選手に続いて、山中慎介チャンピオンがやや緊張した面持ちで登場です。

 画面右下に前回の大阪でチャンピオンの返り咲いたあと、引退した長谷川穂積元チャンピオンがテレビの解説者とし観戦しているところが写っています。

 この左はヒットしたのでしょうか。今回、一発で決めようと力んだのか、とくに前半、左が空振りになって流れるシーンが多かった気がします。チャンピオン、ふわふわした感じでした。

 挑戦者はカルロス・カールソン選手は26歳のメキシコ人、戦績は23戦22勝(13KO)1敗です。初めての世界戦挑戦だそうです。

 格下の相手だったのでしょうが、ボクシングに限らずスポーツ、勝負事は生もの、油断は禁物、何があるかわからないので、見ている方はハラハラドキドキでした。

 ロープに追い込んでいます。

 左ボディが決ってますね。

 挑戦者は都合5度ダウンしたのですが、このダウンは何度目だったのか。

 テクニカルノックアウトで勝利が決まり、セコンドに肩車されて場内を回る慎介チャンピオン。画面左上、客席にレスリングの吉田沙保里選手らしき姿が写っていますね。

 勝負が決る瞬間はいつも興奮してしまって、冷静にファインダーを見ることが出来ません。カメラらから目を離し、他の観客たちと一緒になってコブシを突き上げ、叫んでいました。

 チャンピオンベルトを肩から掛けて、カメラに向かってポーズを取る山中慎介チャンピオン。12度目の防衛おめでとう。

 試合自体は相手が格下だったせいか、前回のモレノ選手の時のような緊張感はありませんでしたが、やはり勝利が決るまでは、相手のラッキーパンチがあたることもあるので心配でしたね。

 実際今回も、5度もダウン奪って楽勝のように思えましたが、ひやっとさせられる場面もあった気がします。ま、我々ファンとしては、勝ってくれればそれで良いのですが。

 このあと私たちは、東京で合流した3人と合わせて10名で先ほどの両国観光案内所にある「霧島」と言うちゃんこ屋さんで、祝勝会、勝利の美酒に浸りました。


 連休を取ったため仕事が詰まってしまい、その後ブログの更新はおろか皆さんのブログへの訪問も滞っていますが、少しずつ追いついていきますのでよろしくお願いします。

 応援と称しての東京行き、実は今回もそれに便乗して懐かしい東京の街や人に会ってきたのですが、その話はまた次回以降にして、今日はまず防衛戦の報告でした。