蒸し暑い残暑が続iいた8月なかば、我が家の桜が紅葉し葉を落とし始めたので、え、もう秋と思っていたら9月になって急に涼しくなり、季節が我が家の桜に追いついてきました。



 
 

 久し振りにカメラを持って近所を歩いて見ました。今年初め主を失った梅林の梅の木の下からヤブランが顔を覗かせていました。




 畑の周りの草を引いていた時見つけました。見つけたときはここに5・6匹固まっていたのにカメラを取りに行っている間に、3匹に減っていました。ここで孵化していたのでしょうか。テントウムシが固まっているのを見たのは初めてです。




 ヤブラン、テントウムシ、トンボをよく見かけました。


 

 ヒメジオン




 キキョウソウ。もう花の終わり、葉が下から濃い茶色に枯れかけていました。




 公園の周囲を取り巻いたアジサイは時期をとっくに過ぎて枯れています。その奥、濃い緑の雑木林の中で白い花がそこだけ光るように目立っていました。アジサイの時期が過ぎてから咲くのはノリウツギでしょうね。



 セリの花でしょうか、見分けの葉っぱが写っていません。


 図鑑で見るとよく似た花はあるのですが、名前が特定できませんでした。



 青い色一面の草むらに白い花びらのように止まっていたのは、蛾です。ミスジシロエダシャクと言うのでしょうか。広げた羽がレースのようで、ジュディ・オングの「魅せられて」を連想しました。       ジュディ・オング「魅せられて」はこちら







 9月に入ると同時に当地では早生種の稲刈りが始まりました。営農の稲刈りも始まっていますが、田植えに比べて稲刈りは人出を要さないので毎年、お声は掛かりません。

 この時期、草刈をすると黄金色のカヤツリグサや背高く伸びたエノコログサが目立っています。そして秋の虫、コオロギやバッタが草刈機の歯の先から飛び出します。バッタはすっかり秋色に擬態を済ませています。

 一枚の休耕地を刈り終えるとほっとします。日差しはありますがもう夏ほど強くなく、風もあります。もうこれからは草もあまり伸びないだろうと思いながら刈り終えた休耕地をあとにしました。


 夏の間、暑さと忙しさにかまけていろんなことをほっぽり出していました、涼しくなって時間の余裕も出て来たので、今まで忘れていたことを少しずつ復活させていきたいなと思うようになってきたこのごろです。



 今日のCChick Corea(チック・コリア)です。私にとってチック・コリアというと、やはり「リターン・トゥ・フォーエバー」ですね。上京してまだジャズを聞き始めの頃、ジャズ喫茶で聞いたリターン・トゥ・フォーエバー、電子ピアノの音とフローラ・プリムのボーカルが紡ぎ出す未来サウンド、曲とともにカモメが飛ぶジャケット写真が印象深く残っています。五木寛之訳「カモメのジョナサン」もこの頃でしたか。 




 去年の夏、チック・コリアと小曽根真の演奏会が地元守山市であったので行ってきました。演奏の方はピアノデュオと言うことでなかなかしんどかったのですが、チック・コリア、もう70代半ばというのにスマートで若々しかったですね。しかも演奏後次々に握手を求めてくる地方の観客に対して、いつまでも求めに応じている姿に好感を持ちました。