ジャガイモを植える作業をしていたときでした。裏の雑木林でウグイスが拙い節で囀り初めていました。それから一週間、春らしい暖かな日、雑木林のウグイスは綺麗な節で鳴くようになっていました。

 芽吹きの雨が止んだと思ったら、もう彼岸の入りなんですね。風に少し冷気が混じっていましたがウグイスがしきりに啼き、モンシロチョウが飛び交うお天気の良い日、春をさがして歩いてみました。


 まず家の庭では、少し遅かったいただき物のチューリップがようやく大きくなってきました。


 ムスカリ


 白いスイセンが終わる頃、黄色のスイセンが咲き始めました。


 家の桜、ついこの間まで蕾が固かったのにいつの間にか丸みを帯びて、日当たりの良いこの枝の蕾が一番膨らんでいました。


 ホトケノザ


 ヒメオドリコソウ

 いずれも雑草でそのうち駆除しないといけないのですが、今は春の訪れを告げてくれる可愛い花たちです。




 ご近所のサンシュユ


 公園のアジサイも青い芽を吹いてきました。


 なんの木だったか、賑やかに芽吹いています。


 お寺の庭のひときわ赤い花はツバキ? ⇒ 木瓜でした(笑)


 お寺の紅梅は残念ながら少し盛りを過ぎていました。

 お寺を通り抜けて田んぼのある方に足を向けました。耕された田んぼは土が剥き出しになって殺風景です。4月になれば田植え準備も始まるでしょうが今は何もありません。畦の土手は枯れ草色、その間にオオイヌノフグリの青い小さな花があるだけでした。


 三週間前に撮った麦畑の麦、背丈がずいぶん伸びていました。


 コロナ禍の中でも世の中は動いているのですね。近所の小学校で卒業式がありました。昨日は我が孫が通う幼稚園でも卒園式がありました。彼もこの春から小学生です。こちらも歳を取るはずです。


 Pの頭文字で始まるジャズミュージシャン、まだまだありました。今夜はPhilly Joe Jones(フィリー・ジョー・ジョーンズ)です。珍しくエルビン・ジョーンズとドラマー二人のリーダーアルバムです。私はこのTOGETHER一枚しか持っていません。