年末年始、比較的暖かくて穏やかだったので、どことなく安心していたところがありましたが、先週の土日、降りましたね。これは日曜の朝の光景。これから丸一日降り続けました。

 三日後の家の裏の景色です。今回の雪、なかなか溶けません。

 そして畑はごらんの有様です。毎年、雪が降ると繰り返される光景なのですが、今年はちょっとひどいようです。囲いもそうですが、タマネギすっかり雪に埋もれてしまっていまだ姿が見えません。葉が折れてしまっているかも知れないそうです。

 道路のあちらこちら、家々の屋根の上、庭などに雪の塊がまだたくさん残っています。金曜はまた雪の予報が出ています。しばらくちょっとした雪国ムードが続きそうです。


 今はプチ雪国景色ですが、それまでは穏やかなお天気の日が続いていました。ここからはそんなときに撮った写真です。

 庭のスイセンは暮れから咲き始めています。ご近所のロウバイにはシジュウカラ。ロウバイ、蕾が開きかけていましたが、この寒さでまた、開花遅れそうです。

 少し遠くて写り悪いですが、近所の雑木林の入り口でモズがひなたぼっこをしていました。

 何の鳥の巣でしょう。

 見上げると、トビが旋回していました。大きい鳥は被写体が大きいので撮りやすそうですが、やはり300ミリでは難しいですね。下から撮ると逆光になるのですが、防ぐテクニックが判りません。

 近所の公園のアジサイ、花が枯れたまま残っています。自然のドライフラワーでしょうか。


 見つけた鳥影、追っかけてシャッター切ったのですが残念ながら後ろ姿で鳥の名前も分かりません。

 連写で撮った次の写真に、何とか頭の形が、カシラダカでしょうか。


 どこからともなく囀りが聞こえるのですが、近くの梅の木や柿の木などを見回しても姿がありません。おかしいなと顔をもっと上げたら頭上の電線にいました。カワラヒワ、よくいる鳥なのですが撮ったのは久し振りです。

 今シーズン初見参のツグミ

 こちらはいつも庭などでちょろちょろしているセグロセキレイ。顔が黒いのでなかなか眼が写りにくいのですが、今回は何とか写っています。

 セキレイは他にハクセキレイ、キセキレイといますが、セグロセキレイ、ハクセキレイに比べるとキセキレイはあまり見かけません。


 

 こちらは厚着をして出かけたら気持ち悪くなるほど暖かかった日に撮ったアオジです。冬になるとよく山で見かけるのですが、こちらもちゃんと写真に収めたのは久し振りです。

 同じ鳥ですが、別の角度から撮ってみました。

 今年は今まで暖冬だったせいか、ルリビタキを見ていません。裏山は連日、木を伐採中でチェンソーの音がうるさくとても鳥どころではありません。

 それで去年だったか一昨年だったか、ルリビタキを撮った公園に出かけたのですが、こちらも残念ながらエンジン音がしていました。こんな時期に草刈かなと思ったら、ブロアーで落ち葉を吹き飛ばしていました。せめて公園の清掃は休園日にしてほしいものです。

 人気も鳥の囀りもない公園の奥深くを歩いていたら、いつものエナガの群れに出会いました。ま、何でも良いから撮っておこうとカメラを構えたら、今まで人っ子一人出会わなかったのに、散歩中の男性が急に現れて、結局この写真しか撮れませんでした。


 おまけ

 雪が降り始めた土曜の夕方、近くの文化ホールのロビーでジャズライブがあったので、いつもの同級生を誘って行ってきました。

 珍しいサキソフォンなど管楽器だけで構成されたカルテット、「サキソフォビア」結成して19年になるそうです。全国的に活動されているそうですが、滋賀は今回が初めだったそうです。

 サックスやフルートなど管楽器だけでどんな風に演奏するのか興味津々でした。リズムはバリトンサックスやテナーが取ってました。ベースやドラムがないので、オーソドックスなコンボ演奏に比べるとちょっとアバンギャルドな演奏に聞こえましたね。熱演でした。

 パイプ椅子に腰掛けてのステージの熱演に耳を傾けていると、横に座ったsatoshi君が私を小突いてステージ奥の窓を差します。熱いステージとは対照的に真っ暗な窓に猛烈な吹雪が押し寄せては舞っていました。



 メンバーの一人、岡さんが参加している室井滋さんのしげちゃん一座のパンチパーマちりちりも面白そうです。彼が演奏した篠笛もなかなか良かったのですが、今日のYouTubeは、この夜も演奏があった「シング・シング・シング」です。