しつこいようですが、同じ画像の使い回しではありません。少しずつ暖かい日が多くなってきてもう大丈夫と思っていた今週の火曜日の朝、妻に促されて外を見るとまた真っ白でした。

 よく考えれば、まだ2月、雪が降っても積もっても少しも不思議ではありません。今年はこれまでがひどかったので、少し暖かくなり出しただけでなんだかもう雪の季節は過ぎた気になっていました。

 ただ今回の雪、さすがに極寒の頃と違って水気が多いようで、家の前を車が通るたびにバシャバシャと激しい跳ねの音が上がっていました。そしてうっすら積もっていた雪も午前中にはあらかた溶けてしまいました。


 ほぼ一月ほど前に、野鳥をたくさん撮って当ブログにアップして気が済んでしまったのでしょうか、雪や寒い日が多かったので出不精になっていたのか、それともSP-LE8Tが入って音楽浸りになっていたから、たぶんその全部が原因なのでしょう。その後、鳥の写真が撮れていません。

 たまに裏山へ行っても、死んだように静まり返っています。時折、ヒヨドリの甲高い声がするばかりです。
 ここ二、三年我が裏山周辺、人の手が入る事が多くなっています。天井川の土手の木々はすっかり伐採されてずいぶん見通しが良くなりましたが、反面、野鳥を見つけにくくなりました。

 カタカタと羽音をさせながら、天井川の土手の木を渡って、橋の近くのハゼの木の上で止まってくれたルリビタキ

 2014年02月14日)

 その姿も、土手の木々といっしょにハゼの木も切られてから、すっかり見られなくなってしまいました。

2015年04月03日)

 天井川と対面の道路沿いに、桜の季節になると咲きそろっていたユキヤナギレンギョウの群生も、最近すっかり刈り取られていました。今はすっきりして見えますが、桜の季節には淋しいことになりそうです。

 そうした伐採作業があるたびに、あちこちでチェーンソーの音が鳴り響きます。野鳥が姿を見せなくなったのはそんなせいもあるのではないかと、成果がない日には思ってしまいます。

 今日の裏山歩きです。

 何の廃屋なのか、昔からあります。当たり前ですが年々朽ち方がひどくなっていきます。

 こちらはイノシシ捕獲用の檻です。神社のすぐ裏で、近くには幼稚園などもあるので、こんなところでイノシシが捕まっていたらびっくりですね。

 以前は鬱蒼としていた神社も回りの木が伐採されてずいぶん明るくなりましたが、冷え込みは一番のようです。火曜日の雪がまだ残っていました。

 今回は珍しく少し賑わいのある野鳥の声が迎えてくれました。でも耳を澄ますとどうやらホオジロがあちこちで啼いているだけのようです。

 木々の上をさがしてみるのですがなかなか見つかりません。ようやく見つけたのがこちらです。

 アップにするとこんな感じです。

 家の近くの梅もずいぶんほころんできました。

 今夜のYouTube、Bで始まるジャズメンはBud Powell(バド・パウエル)です。天才的ピアニスト、名演奏はいろいろありますが、やはり名曲、名演奏の「クレオパトラの夢」は外せません。若い頃この曲を聞くと軽快なテンポと裏腹に悲しい思いにとらわれたものです。