寒くなってきました。朝、霜が降り始め昼間も冷たい風が吹くようになってきました。北の方では雪の便り、晩秋と言うよりもう初冬の趣です。

 遅れていたタマネギの苗をやっと植えた午後、風もなく穏やかに晴れていたので久し振りにカメラを持って家の裏にある神社に行ってきました。




 まだ早いか、それとももう遅いかと案じながら行ったのですが、参道の入り口は今年も真っ赤に染まって迎えてくれました。ちょうどいいときに来たらしいと期待して参道の坂道を上がっていったのですが・・・








 赤いモミジはともかく、黄色のモミジが冴えません。少し早かったのでしょうか。神社の石橋の上に垂れ下がるモミジも葉が痛んでいて色も悪く撮るに堪えない状態でした。






 神社のそば、孫が通う幼稚園のカリンの木に実がひとつだけ残っていました。
 

 幼稚園のイチョウはすっかり葉を落としてご覧の通りです。もう落ちてから日が経つのかあまりきれいではありません。


 地蔵さん


 至る所冬支度の中で、もう来春の用意をしているモクレンがありました。

 神社、地蔵さん、幼稚園をあとにして山の方に向かいます。しばらく山に上がっていませんが、今日も時間が無いので上がれそうもありません。その裾野だけを覗いてみようと思います。




 墓地近くのメタセコイアの並木はすっかり色付くにはもう少し時間が掛かりそうです。


 橋の上から撮っています。道に見えるのは川床です。天井川で雨のあとしか水がありません。画面左は紅葉に見えますが、自生の柿が枝いっぱいに実を付けています。


 野菊、もう時期を過ぎています。この日見つけた唯一の花でした。








 




 山の入り口です。去年はここでミヤマホオジロの群れに出会ったのですが、今日は声さえ聞こえてきません。




 写真を撮りながらメタセコイアの並木道を引き返して歩いていると、道の向こうから妻が孫をベビーカーに乗せてやってきました。





 今夜のDDjango Reinhardt(ジャンゴ・ラインハルト)です。曲は「マイナー・スイング」映画「ルシアンの青春」の冒頭、主人公が自転車に乗って延々と走る場面でこの曲が流れていました。