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朝の散歩 [自然]

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 昨日の朝は凄い霧でした。お天気の良い日が続いていますが一昨昨日は久しぶりの雨でした。一日中の雨だったので、いつもの散歩はお休みになりました。

 毎朝、ご飯を食べてから短い散歩に出るのが日課になっています。家の裏から雑木林に沿って歩きます。カメラは持ちません。カメラを持って歩くとあちこち寄り道してしまうので散歩になりません。

 この日は、鳥を見かけたので家に帰ってカメラを持ち出し、二度目の散歩に出ました。家の裏から朝日が上がっている方向に向かって歩きます。

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 チカラシバの穂が朝日を受けて輝いていました。

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 ガマの穂は枯れるとこんな風になるのですね。

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 枯れ木に鳥の巣穴でしょうか。

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 水辺から立ち上がるけあらしのようなもの

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 一度目の散歩の時、グミの木の枝で見かけたジョウビタキの雄が近くの電線に移動していました。

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 ここのコスモスはもう終わりに近いですね。

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 9月の初めの頃、散歩していたとき撮った写真の花、何の花かわかりませんでした。

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 その木を見たら実を付けていました。クサギでした。一つ賢くなりました。でも、また忘れてしまうかも知れません。

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 雑木林の奥の方にジョウビタキの雄をみつけました。遠く暗く枝葉が邪魔しています。

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 そうこうするうち写真を撮ってもいいよとばかり、日あたりの良い防獣柵の上に止まってくれました。フレンドリーな鳥なので、おとなしくしていればいつまでもポーズを取ってくれます。

 ご近所の方は、この鳥に3年がかりで手のひらの餌を取りに来るまで慣れさせたそうです。今年もお庭に現れているのでしょうか。

 雑木林の奥から一羽の鳥が飛び出して民家の方に向かって飛んでいきました。しばらくすると今度は民家から雑木林に飛んできます。嘴に木の枝か藁ののようなものを銜えていました。巣作りしているのでしょうか。

 何度も往復するのでカメラで待ち構えるのですが、飛ぶ勢いが早すぎて上手く捉えることが出来ませんでした。大きさからヤマバトだったかも知れません。

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 いつもは地上で虫を漁っているセキレイが珍しく屋根の上に止まっていました。

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 雑木林の木の上に鳥の集団がいました。遠すぎました。近づいて行くと逃げられてしまいました。あとで画像を拡大すると色具合がアトリのように思えました。



 少し早いかも知れませんが、今日から「枯葉」シリーズ。トップバッターはBuddy DeFranco(バディ・デフランコ)です。この人の枯葉を聞くのは初めてかも知れません。太く柔らかな音色は、バスクラリネットでしょうか。



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自然は律儀 [自然]

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 一週間後


 先週の金曜日は久しぶりに30度を切った日でした。しかし、それからまた連日、最高気温34度、35度連発です。残暑と言うには、厳しすぎる暑さでした。

 水曜日の朝、この日も猛暑お約束のカンカン照りでした。畑へ行こうと外へ出たら、聞き慣れた鳥のけたたましい鳴き声が聞こえました。まさかと思ってお隣の離れのテレビアンテナを見上げたらモズがいました。

 モズの初鳴きです。かなり忙しげな鳴き方で飛び回っていました。縄張り確保に忙しいのでしょう。我が家の桜の木にも来ましたが、カメラを構えると飛んでいってしまい、結局写真は撮れませんでした。

 
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 モズが来たと言うことは、と思って周囲を見回してみました。ありました。ヒガンバナの蕾です。今年は暑い日がいつまでも続いているので、秋の訪れが遅くヒガンバナも遅れるだろうと思っていました。自然は律儀なんですね。

 翌日の木曜日、そして今日もモズは来ませんでした。やはり暑すぎたのでしょう。もう少し涼しい山の奥で鳴いているのかも知れません。

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 咲きかけたヒガンバナはそういうわけにもいきません。別の場所ではもう咲いていました。去年のブログ記事を調べてみると、9月17日アップした記事にヒガンバナが登場しています。ほぼ同じです。

 モズの写真を撮って投稿しているのは10月1日です。もっともこの頃は、二週間に一度の更新でしたし、仕事にも行っていたので、モズが来ていても出会えていなかったのかも知れません。

 いくら夏の気温が続いていると言っても、日の出は遅く日の入りは早くなってきました。もうすぐお彼岸です。秋は確実にやって来るようです。

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 今日ので最後になります。Wardell Gray(ワーデル・グレイ)です。もっと年代の若い人だと思っていましたが、スイングからモダンの頃に活躍したテナー奏者のようです。曲はTwistedです。



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オニユリを探して [自然]

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 夕立があった翌朝は、湿気が取れて青空と白い雲の夏らしい空が広がりました。

  先週の続きのようになりますが、蝉の抜け殻があったキンモクセイの木のあたりで、今度は蝉の幼虫がよたよたと頼りなげに歩いていました。夕方だったので、ひょっとしたら地上に出てきたばかりだったのかも知れません。  

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 まだ地上生活に慣れないせいか、歩き方もたどたどしく大きな石に乗り上げて仰向けにひっくり返って手足をばたつかせたりしていました。

 拾い上げて木の幹に載せてみましたがすぐに落ちてしまいます。葉にも引っかかりません。仕方が無いので草むらに置いておきましたが、無事幹に登って羽化することが出来たでしょうか。

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 庭に蝉の幼虫が抜け出したらしい丸い穴が3つ4つ開いています。


 田舎には都会にあるような洗練された公園がありません。私の周りにあるのは少しばかりの遊具が配置された児童公園や東屋と休憩所のある広場のようなものです。

 その代わり自然は至る所にたっぷりあります。人の手を煩わさなくても、生き物や花たちは自然のままに生きています。

 先日いつものように散歩していました。小学校脇の道、竹藪の前の草むらにオニユリが咲いていました。なかなか見かけなかったのですぐにスマホのカメラで撮りました。

 成果に喜んで確かめなかったのがいけませんでした。家に帰って見たら、なんと雄しべにピントが合ってしまい花はピンボケになっていました。

 翌日、雨上がりのあと撮り直しに行きました。しかし昨日の場所にオレンジ色のオニユリの花が一輪も見当たりません。

 少なくとも昨日は3輪はありました。誰かがいたずらで折ったのかと思いましたが、花はどこにも落ちていません。切り取られた茎の跡がありました。誰かが持ち帰ったのだと思います。

 その場所は6月にはシャガが群生したり、7月にオニユリ、8月はタカサゴユリなどが自然生えする所です。誰も管理していない竹藪の前の草むら、だから勝手に持って帰っても罪にはなりませんがちょっと残念です。

 その翌日は朝から晴れました。昨日の夕立のおかげで蒸し暑さも吹き飛んで気持ちの良い風が吹いていました。畑を見終わったあと、オニユリを探しに歩いて見ました。

1-DSC_6196.JPGミソハギ

1-DSC_6203.JPGオカトラノオ

1-DSC_6212.JPGツユクサ

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ヤナギハナガサ

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 マツヨイグサだと思います。夜に咲くのでもうほとんど花を閉じています。

 今の時期は圧倒的に緑が多いので目立ちませんが、探してみると夏でもけっこう花が咲いているものです。他にもヒメジオン、ブタナなどが風に揺られています。

 いつもの散歩道では他にオニユリを見かけなかったので、少しコースを変えてお寺の横から林道に入っていく道を選びました。

1-DSC_6236.JPG道はすでに坂になっていて両側から木々が覆い被さって薄暗く湿っています。

1-DSC_6244.JPG薄暗い所を好んでひらひら飛ぶアオハダトンボハグロトンボ

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 お寺に預けられた墓石の山、まるでピラミッドみたいです。

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 林道沿いのお寺の境内の外れに、オニユリが咲いていました。花だけでも良かったのですが、地蔵さんを背景に撮らせていただきました。多分コオニユリと言う種類だと思います。

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 その隣で咲いていたのは、サワランでしょうか。

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 なんの花なのか、これから咲くのか閉じたあとなのか。

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 もうすぐあちこちで咲き始めるタカサゴユリが、咲く準備をしています。田舎の公園は皆自然生えです。

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 お寺を過ぎて、少し空が開けたところに鉄塔が見えます。

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 林道を歩いていると、道の両側の木々から音がして何かが飛び立って行きます。蝉です。ニイニイゼミだと思います。

 朝日の射す方向の木の幹に止まりました。逆光を浴びて輝く半透明のニイニイゼミのイメージが浮かび上がりました。それは実際に写真で撮るよりずっと傑作に思えました。

 森の奥の方で静かな蝉の声はしていましたが、私の周りの蝉たちは飛び立つ時にククッと一度鳴くだけです。私が通っていくと、両側の木や草むらから蝉たちが次々に飛び立って行きました。 

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 歩いている間中、顔の周りで蚊の無く音がブンブンしていました。私はそのたびに手で払うようにして歩き続けました。

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 あまりの蚊のうるささに閉口して、元来た道を戻りました。

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 家に帰る途中、空が開けた休耕地でハクセキレイの幼鳥が遊んでいました。ついこの間見たときは、もっと色が薄かったのに、ずいぶん羽根の色が濃くなっていました。



 今日のWayne Shorter(ウェイン・ショーター)です。次のWは個人名では無いけれど、ウエザー・リポートかなと思っていたら、ウェザー・リポートのリーダーの一人、ウェイン・ショーターがいることを忘れていました。曲はNight Dreamerです。


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自然の力 [自然]

1-PXL_20220720_021439557.PORTRAIT.jpg    大雨が降った翌日は綺麗に晴れ上がりました。畑に出るために家の裏を通ると、キンモクセイの葉に蝉の抜け殻が前足だけで引っかかっていました。

 もう少し早く起きると脱皮の瞬間を見ることが出来たかも知れません。小学生の頃、ラジオ体操に行くために早起きした時間くらいに。

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 妻が種を蒔いた朝顔がようやくツルを伸ばし始めました。ある朝、昨日、反対方向に伸びていたツルがいつの間にか勝手に網の方に伸びて網に引っかかっていると妻が言いました。

 私も前日、ツルが反対方向に伸びていたのを見ていました。妻は誘引しないとと思っていたそうです。ツルの先に目があるのでしょうか。真上ならともかく、10センチ以上は離れていた網の方に方向転換しながら伸びるなんて不思議です。

 毎度畑の話になって申し訳ないのですが、もう一つ自然の力を思い知らされる事がありました。雨上がりの朝、いつものように畑に収穫に出ました。いつもならキュウリに行くのに、その日は先にトマトのところへ行きました。

 畑に入った瞬間異変を感じたのです。中玉トマトの実が潰れて落ちていました。あちらこちらにトマトの実の破片らしきものが散っています。いくら雨が激しく降ったからと言って、雨でそんなことになるはずがありません。

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 トマトの木の間を見回して行ったら、畝と畝の間の防草シートの上に食い荒らされたトマトが落ちていました。これはどう見ても虫ではありません。しかもこいつ贅沢にも皮を残しています。

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 これは木にぶら下がったままの状態で食い荒らされています。どちらも赤くなってきた大玉トマトです。このトマトは地面から一番下の方に成っている一番果です。

 先週でしたか妻が知り合いの方の畑でトマトが何者かに食われていると聞いてきました。そのお宅の畑とは少し距離があるし、我が家は囲いをしているので大丈夫と思っていました。

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 我が家の畑です。イノシシやシカの侵入を防ぐために囲いをしています。とくにイノシシにはスイカやサツマイモなどを喰い荒らされて痛い目にあっていたので、畑の周囲を金網とトタンや波板で囲いました。ついでに屋根にもネットを張って鳥の侵入も防ぐようにしました。

 このスタイルにしてもう10年は経つと思います。その間、虫の害はともかく獣害は防げていたのですが、とうとう破られてしまいました。

 成ったままのトマトを下から食っているところなど、あまり大きな動物ではありません。多分イタチか何か小さな動物だと思います。

 以前アナグマが家の裏に出没していた事があったので、そう言う小さい動物も侵入しないように気をつけて囲ったつもりなのですが、10年も経ってあちこち綻びが出ていたのは確かです。

 大玉トマトをやられたのはショックです。なんと言ってもいちばんおいしくて柔らかいですからね。ヨウトウムシの被害は想定内でしたが、トマトの獣害は想定外でした。他にいくつか赤くなってきていた大玉トマトがあったので、少し早いですが被害に遭う前に収穫しました。

 その後、侵入されそうな穴や隙間をネットで補修しましたが、さてどうなることか。彼らも食べるためには必死です。多分夜のうちに侵入して来るでしょうから見張ったり追い払ったりも出来ません。ほんの少しの隙間でも探し出して、柔らかい四肢を駆使して侵入してきそうです。やっかいなことになってきました。


 今日のは、Wardell Gray( ワーデル・グレイ)です。主にビッグバンド時代に活躍したテナーサックス奏者です。バリバリ吹きまくらないスタイルはちょっとレスター・ヤングを思わせます。曲はEasy Livingです。しみじみと聞かせます。


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桜のあとに [自然]

 今年は桜の開花に気を奪われて、山の麓のモクレンの開花を見逃してしまいました。例年、桜よりほんの少し早く咲くので、一度見に行ったときはまだ蕾でした。次に行った時にはもうほとんど散ってしまっていて、枝先に花はわずかに残っているだけでした。

1-DSC_5939.JPG 代わりにヤマボウシの花が咲いていました。と思ったらよく似た花にハナミズキがあるそうです。ハナミズキかも知れません。

1-DSC_5956.JPG 手前がハナミズキ、奥の大きな木がモクレンです。枝先に少しだけ白い花が残っているのが見えます。

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1-DSC_5933.JPG 近所のソメイヨシノが散って若葉が揃いだした頃、氏神様の参道の手前でヤマザクラが満開になっていました。ソメイヨシノに比べると、地味ですが奥ゆかしさを感じます。

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1-DSC_5925.JPG 参道沿いではウワミズサクラが満開になっていました。ブラシのような形をした花がいっぱい広がっています。ひとつひとつの花が小さいので、全体はこれも地味で淡い感じです。

 近所の公園のそばによく鳥が止まりに来る木があります。なんの木がずっとわからなかったので花が咲いるところをスマホのカメラで撮って、図鑑で調べてみました。

1-unnamed (2).jpg グミの木のようです。グミの赤い実、気づきませんでした。今年の秋は確かめてみようと思います。

 薮では筍が採れだしたようです。早く採らないとイノシシに掘り起こされてしまいます。我が家にも小さな小さな竹薮がありますが、筍は私の代になってから一度も採らず、いつも近所からのいただきもので済ませています。

 竹薮は竹が密集してしまい、今年の冬に入り口だけ少し伐採しました。仕事を辞めたら、竹薮の整理もしないといけないことのひとつです。他にもやらないことがいっぱいあるのでいつになるかわかりませんが。


 今日のTTommy Flanagan(トミー・フラナガン)です。エラ・フィジェラルドのピアニストとして活躍されていました。東京でコンサートがあったとき、聞きに行ったのはもう45年ほど前のことです。
曲はアルバムOverseasからBeat’s Upです。
 


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桜の季節 [自然]

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 ブログをサボっている間に、とうとう桜が咲いてしまいました。2月が早いのは知っていましたが、3月も思いの外早く過ぎてしまいました。これ以上サボると忘れられそうなので久々の更新です。

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 今年は開花前に寒い日が続いたせいか、咲き出すといっせいに花開いて綺麗です。不順だったお天気もようやく暖かい日が続くようになって来ました。

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 昨日満開と思った桜、今日はもう花を散らせ始めています。

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 咲いたと思ったら、もう散ってしまう花を見るのは淋しいですが、咲かないと散ることも出来ませんね。


 このようなブログでも、何かを発表しようと思うとけっこうエネルギーがいるものだとあらためて気づきます。なんとなくテンションが上がらないまま時を過ごしていました。

 桜が咲いたのは自然のイベントですが、私の最近の出来事では、二年間続けた地蔵堂のお守り役がこの年度末でやっとお役御免になりました。私はやれやれという思いですが、熱心にお守りをしていた妻は少し淋しいそうです。

 仕事の方も退職まで残り3ヶ月を切りました。あと3ヶ月、もう3ヶ月と思いながら日々を過ごしています。一時期、あと少しと思うとモチベーションが上がらず困っていましたが、第四コーナーを回ってようやくラストスパートのスイッチが入りました。

 仕事に行かなくてもよくなる日々を待ち望む気持ちと、ずっと続いていた仕事のある日常が変わってしまうことへの不安があります。

 私と同世代の方々なら、ほとんどもっと前に体験していることを70歳過ぎて体験するというのもおかしいですね。しかし、これからあとの世代の方々にとっては、65歳、70歳まで働くのが当たり前になって行くのでしょうね。


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 聞き慣れない大きな声の囀りが聞こえたのでカメラを向けてみたらいつものヤマガラでした。鳥たち、今の時期はいつもと違った囀り方をするのですね。

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 林の中、朝日を浴びてシロハラが歩いていました。

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  よく見かけるので、いつもは見向きもしないヒヨドリをたまに撮って見ました。いつものヒヨドリなのですが、こうしてアップしてみると凜々しいというかちょっと銀髪の哲学者みたいです。ピィーッと鋭い鳴き声を上げながら今日も桜の蜜を吸いに来ています。


 今日のTTal Farlow(タル・ファーロウ)です。ジャズギタリスト、早弾きの名手だそうです。明るくて陽気な音色のギターですね。元気が出そうです。



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ユキムシふわふわ [自然]

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 テレビのニュースが大阪でユキムシが見られたことを伝えていました。画面の記憶が無いので何かしている時に聞いたのだと思います。その時、大阪で見られたのならこの辺でも見られるかもしれないと思ったものです。

 それから1.2日後、家の裏を歩いていたら、タンポポの綿毛のような白いものがいくつもふわふわと漂っていました。はっと思って手で掴もうとしましたが重さのないそれは私の手の動きに流されすうっと逃げていきます。

 それは飛んでいると言うよりふわふわと浮遊している感じでした。2.3度目で捕まえた気がしてそっと手を広げてみました。手の中には蚊ほど小さな虫がいて黒い身体に白い綿毛のようなものが付いていました。これが「ユキムシ」かと思いました。

 写真を撮ろうとスマホを取り出しましたが、片手にユキムシが乗っているのでうまくスマホのカメラを操作できません。

 そうこうするうち手の中のユキムシはふわりと浮き上がってまたどこかへ行ってしまいました。でも、ユキムシは他にもたくさんいましたので、さらに勢いよく掴んだら今度は指の間に挟まってしまったらしく、白い綿毛のところが無くなって潰れていました。

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 ユキムシは東京でも大阪、京都でも見られるそうですが、やはりその名前から北海道を連想してしまいます。北海道を舞台にしたドラマでユキムシが飛んでいるシーンだったかユキムシが飛び始めたと言う台詞だったかを聞いた記憶があります。なんのドラマだったか思い出せません。

 北海道では10月の中頃にユキムシは飛ぶそうです。北海道より一ヶ月前後冬の訪れが遅い当地で11月下旬にユキムシが飛ぶのは気候的にあっている気がします。しかし、ユキムシが飛ぶと冬が来ると言われるそうですが、その日から数日経ちましたが小春日和の穏やかな日は続いています。


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また、新型コロナウィルスの流行の勢いが増してきました。ずっと自粛して来て終息を待ち望んでいたのに、このぶり返しは堪えます。

 先が見えないトンネルの中は不安で気持ちも晴れません。観光や商売、医療従事者の方々にとってはうんざりどころか死活問題です。

 そんな中、私にとっての救いは10月、11月のお天気が比較的安定していたことです。どこへも出かけずいつもの裏山を何度も歩くことが出来ました。

 青空と透明な空気の中で深まっていく秋の風景、青から黄、赤へと変わっていく木々の葉が太陽に照らされてキラキラ輝くさまは、花の季節に負けない豪華さです。ただ、未熟さ故にそれを写真に収めきれなかったのは残念でしたが。

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 今夜はPでもジャズでもありませんし、もう秋も終わって初冬なのかも知れませんが、気分はまだ秋と言うことでエリック・クラプトン枯葉にしてみました。



タグ:ユキムシ
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秋は少しずつ [自然]

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 ヒガンバナはもうすっかり枯れてしまって、今では畦に長い茎だけがあちこち向いて残っています。野にヒガンバナの赤い色が広がっているお彼岸の終わりの頃、いつもの裏山に行ってきました。

 久し振りの裏山、低いようでも上りの連続、けっこう堪えました。以前はこんなことはなかったのになどと思いながら、目に付く物をカメラで撮りながら上がっていきました。

 9月の裏山は秋がまだ始まったばかりと言うところでした。そんな中でいろいろな種類のキノコが目立っていました。期待していた野鳥は行きと帰りにエナガの群れが迎えてくれただけでした。

 それから10日後、再び裏山に登りました。やはり坂道はしんどかったですが、この前よりはましに思えました。裏山はこの10日の間にわずかに秋を進めていました。


1-DSC_7297.JPG 裏山の麓、野に広がる野菊の群れを撮りました。しかし撮った写真を見たら平凡でちっとも面白くありません。で、いつもの一輪だけのクローズアップにしました。まだ朝露がわずかに残っています。

1-DSC_7308.JPG 水辺に咲くミゾソバ、ママコノシリヌグイとかよく似た花が他にもあるのですが私はいつもミゾソバで通しています。

1-DSC_7322.JPG 紅葉を始めた木に朝日が当たっていました。

1-DSC_7327.JPG 山の奥へ入っていきます。

1-DSC_7330.JPG この前に比べるとキノコは少なくてしかももう峠を過ぎていました。あのキノコたちは鳥や動物たちの餌になったのでしょうか。

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1-DSC_7337.JPG 木漏れ日の山道を進みます。このあたりの道は足に優しく坂は緩やかです。


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1-DSC_7345.JPG 苔のような緑が坂道を一面に覆っていました。なんという植物なんでしょうね。


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1-DSC_7352.JPG 小さな滝が見えてきました。

1-DSC_7358.JPG 滝の横に回り込みます。

1-DSC_7363.JPG 滝の上から撮ったところです。この間の雨で増水しています。小さな滝ですが、岩が濡れていて少し怖かったです。とくにこの前のめまいにあってから高いところに不安を感じます。

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1-DSC_7378.JPGおとぎ話に出てきそうな可愛いキノコ

1-DSC_7402.JPG 山には赤い実がたくさんあります。小さな実、鳥が好みそうです。

1-DSC_7405.JPG ノリウツギ?花はもう枯れているのに落ちません。

1-DSC_7433.JPG この日唯一の鳥果がこんなものです。エゾビタキでしょうか。

1-DSC_7464.JPG ソヨゴ、サルトリイバラ迷います。

1-DSC_7466.JPG 時折曇るお天気でしたが、紅葉し始めた木に午前の日が当たると輝いて綺麗でした。

1-DSC_7470.JPG ヤマハゼの実だと思います。もう少し秋が進むと黒くなります。

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1-DSC_7485.JPG イタドリ

1-DSC_7496.JPG 裏山の至る所にウラジロが群生しています。以前は暮れになると正月の飾りに取りに来ていましたが、最近はしめ縄と一緒になったのをスーパーで求めてしまいます。

1-DSC_7506.JPG 何の実でしょう。不思議な形をしています。


1-DSC_7509.JPG サンザシの実に似ていますがノイバラにも見えます。

1-DSC_7517.JPG 青紫の実もいくつか種類があって判定しかねます。

1-DSC_7528.JPG なんの実かまったくわかりません。秋は、花の時期が終わっていろいろな木々で実を結びます。


1-DSC_7533.JPG 上り道に比べると帰りは楽です。お昼が近づいていたので少し急ぎ足で降りていくと、カマキリに出会いました。私がカメラを構えると逃げ惑ったのですが、あきらめたのか急に動かなくなったのでゆっくり撮ることが出来ました。



 今日のOOrnette Coleman(オーネット・コールマン)です。実は若い頃からあまり聞いていません。秋の夜長、たまにはオーネット・コールマン良いかも知れません。曲はLonely Womanです。


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梅雨の合間 [自然]

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 梅雨の合間と言っても今年の梅雨はやや空梅雨気味で、今日も雨の予報でしたが当地は雨が降りませんでした。降ると1日降り続くけれど、降らない日が多くてオンオフがはっきりした梅雨のような気がします。


 この日は、梅雨の合間の晴れにしては珍しく爽やかな朝でした。さっそくカメラを持っていつもの裏山に出かけました。

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 山の麓の墓地の入り口にある六体地蔵さん、誰が供えたのか白い花が添えられていました。

 山に出かけても鳥の声がヒヨドリくらいしかしない日がありますが、この日はやたら賑やかでした。カメラを持って頭上の緑濃い木々を仰いでいると、先日営農の草刈でご一緒したTさんがお墓掃除にやってきました。

 少し立ち話をしました。彼は私より4歳ほど下です。大きな会社の管理職までした人ですが大変腰の低い人当たりの良い方です。私はここまで来て六体地蔵さんにご挨拶もしていないのに、彼はちゃんと手を合わせていきました。

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 鳥の声に導かれて山道へ入っていきます。6月ともなれば緑の葉が濃く生い茂ってなかなか鳥の姿を見つけるのは難しい時期です。

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 道ばたの草に止まる鳥ならぬ蝶を撮って見ました。ジャノメチョウです。ヒメジャノメでしょうか。彼らは鳥よりもずっと小さいですが、一度止まるとしばらく動かないので助かります。

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 シ、シ、シと囀りと言うよりか細い地鳴きのような声がして小さい鳥が二羽、林道際の木に止まりました。少し暗かったのですが何とかカメラに収まりました。顔の白い眉が特徴ですね。ヤブサメでしょうか、初めて見る鳥です。

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 これは蛾の仲間でホタルガです。

1-DSC_4980.JPG その横に止まっていたカノコガ

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 こちらはセセリチョウ

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 林道際にある目に付くものを撮りながら緩やかな坂道を進んで行きます。森の中の木陰は涼しくて、5月のように木漏れ日が気持ち良かったです。

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 ヤブサメ以外鳥に出会えません。鳴き声はしているので山道を外れて森の中に入っていきました。

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 山の中の湧き水が自然の流れを作っています。

 ホトトギスの鳴き声がしきりとしています。姿は見えませんが大きな声でひっきりなしに鳴き続けています。まさしく啼いて血を吐くホトトギスです。

 その声の方向に道なき道を枝を払いのけて進みます。しかし、歩いても歩いても一向にホトトギスの鳴き声との距離が縮まりません。

 どれくらい歩いたか、ぐるっと回って元来た林道に出たとき、同時にホトトギスの声がピタリと止みました。鳴き止んだのではなく、多分どこかへ飛び去って行ったのだと思います。

 森を出てまた、いつもの天井川の土手に向かいました。そこで見かけた鳥がこちらです。
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 カシラダカかヒバリの幼鳥ではないかと思うのですが、はっきりとはわかりません。場所からするとカシラダカの可能性が高い気がします。または全然別の鳥かも知れません。

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 天井川の川床にウツボグサが群生していました。

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 ヒメジオンに止まるベニシジミ、体長は3センチほどの小さな蝶です。

 一番安いマクロレンズNIKKOR 40mm f/2.8gを買って初めて撮りました。写真を長く撮っておられる方なら当たり前のことなのでしょうが、初めてマニュアルでピントを合わせました。

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 いつもは歩いて行くか麓まで車で行くのですが、この日は珍しく自転車です。私用に買った物でしたが、長い間、妻に使われていました。最近、息子が電動自転車を妻にプレゼントしたのでようやく私に戻ってきたのです。



 今夜のNNina Simone(ニーナ・シモン)です。あまり聞かない人なのですが、「悲しき願い」をこんな風に歌われると、ぐっときてしまいますね。



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花のあとさき [自然]

 新型コロナウイルスの勢いは止まらず、とうとう日本全体に緊急事態宣言が発せられてしまいました。自粛の毎日は不便で息の詰まる思いですが、罹患したり人に感染させることを思えば耐えられる気もします。

 わたしは、仕事以外は普段から畑や田んぼ、たまに山に行って鳥などの写真を撮って遊ぶ、後は部屋でテレビを見たり、音楽を聞いたり、本を読んだりする生活ですからもともと自粛しているようなものです。


 一日中雨が降り続いた翌朝は休みでしたが、畑仕事をするには地面が濡れていて適しません。お天気は良かったので畑仕事は午後に回すことにして、朝のうちカメラを持っていつもの裏山に行ってきました。

1-DSC_4122.JPG 裏山までの道のり、草刈り対象の休耕地が道の両脇に広がっています。これはカラスノエンドウです。こうして写真で撮ってアップする分には悪くない野花ですが、草刈り時には絡みついてやっかいなことこの上ない雑草のひとつとなります。

1-DSC_4130.JPG 日あたりの良い休耕地では、タンポポが一面に地面に広がっていました。多くのタンポポは茎が見えないほど地面這いつくばって咲いているのですが、このタンポポは珍しく茎が長いです。

1-DSC_4115.JPG シャガです。竹藪の際、日当たりの良いところで咲いていました。もう少し薄暗い所で咲く花の印象でした。

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氏神様の参道にある古い灯籠

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この日は幼稚園の入園式でした。でも新学期はこの日だけで翌日から休園です。

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幼稚園の周りのコブシやハクモクレンはもう散っていました。イチョウが朝日の中で芽吹いていました。

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普段は水の流れがほとんどない天井川です。この日は前日の雨ですこしだけ川らしく見えます。

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盛りをとっくに済ませた桜並木の下を歩きます。

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桜並木から少しはずれたところにある一本桜、枝が目立つようになって少し淋しい姿です。去年は満開の時に撮ったような気がします。

 川下まで流れが届いていません。川底に降りて向こう岸に渡り堤を歩きました。こちらは木々に覆われた森が広がっています。

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森が開けて青空が気持ち良いです。これはなんの木でしょうか。

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ヤマザクラですね。

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上流まで来ました。ここはメタセコイヤが普段は目立つのですが、この時期に来ると桜が多い事に気づきます。

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花が散って残った萼にメジロが嘴を突っ込んで蜜を吸っています。

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 気になることがあって、久し振りに林道を上がってみました。

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上り坂の途中、若い葉に朝日が当たって金色に光っていました。しかし、わたしの技術ではその輝きを表現しきれなかったようです。

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ショウジョウバカマ、まだ咲いているかと思って上がってきました。わずかに数輪だけ残っていましたね。

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再び麓に降りて、わずかに残っているハクモクレンです。

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帰り道、氏神様の足下にある小学校、校庭に生徒の姿はありません。校舎の窓にも人影がありません。無人の校庭にチャイムだけが空しく鳴っていました。



 今夜のMMel Torme(メル・トーメ)です。あまり聞かないのですが甘い歌声ですね。曲はララバイ・オブ・バードランドです。



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