たった三日間の東京旅行を約二ヶ月にわたって投稿している間に、季節はいつの間にか11月半ばです。カレンダーも残すところあと一枚と半分になってしまいました。

 車を走らせながら周囲の山を仰いで見ると、まだ鮮やかさは足りませんが、山肌がこんもりと黄や朱色の斑模様になってきているのが分かります。

 10月末は寒くなるスピードが早くて、今年はどうなるだろうと思っていたら11月に入って異例の暖かさが続いています。10月と11月が入れ替わったかのようです。しかも10月は記録的な少雨だったのに、11月はよく降ります。この時期としては強い降りです。今の時期の雨をサザンカ梅雨と言うのだとテレビで言ってました。

 以下の写真は、1週間ほど前の午後、裏山に行ってきた時のものです。

 氏神様の参道の紅葉、毎年真っ赤に染まるのですが、まだ染まり具合が足りません。

 それでも気の早い木の葉が参道に散り敷いています。

 元旦の大雪から始まった宮守当番もそろそろ終わりに近づいてきました。やれやれです。

 幼稚園の上にあるカリンの木、葉がすっかり落ちているのに実だけがまだ残っていて、大きな鳥が止まっているかのようです。

 幼稚園のイチョウもほとんど葉を落としていました。

 見事に色付くメタセコイヤもまだこんな具合です。

 ハゼの木にジョウビタキの雌がいました。今シーズンの初撮りです。

 山道の入り口にある谷川。

 谷川沿いの林道を上がります。

 エナガ

 ちょこまか動いてなかなかうまく撮らせてくれません。去年買った中古の望遠レンズ(18ミリ~300ミリ)、合焦が遅く、やっと合ったと思ったらもう鳥はそこにいません。なんとか撮れてもピントが甘いのはレンズが暗いせい、それとも手振れ補正機能が弱いのでしょうか。腕が足りないのはもちろんなのですが。

 今まで70ミリ~300ミリの望遠を使っていたのですが、鳥も撮りたい、景色も撮りたいと言うことがあって、そのたびにレンズ交換する煩わしさに、どちらも撮れるレンズを購入したのですが、やはり鳥も風景も一本のレンズで済まそうとするのは無理があるのかも知れません。鳥撮り用は元の70ミリ~300ミリに戻そうかと思います。

 何の実?

 コツコツと木を突くコゲラ

 黄色い葉の木は自生の柿の木です。近づくといくつか実がなっていました。

 フユイチゴ

 この赤い実はモチノキでしょうか。

 サンザシの実?

 モクレン

 いつも山に行くときは午前中から行くのに、この日は午後から行きました。上がるときは、気持ち良い青空だったのに、2時間ほどいる間にいつの間にか曇ってしまって、秋の短い日は急に夕支度を始めたかのようです。追い立てられるように山を下りました。