スレートの屋根の上で日向ぼっこするツグミ


 3月になってやっと暖かい日が訪れるようになりました。気温の上ではそれほど変わらないのですが、ずっと居座っていた寒気が抜けたことが大きいと思います。身体を取り巻く空気が柔らかく感じられます。

 皆さん待ちかねていたのでしょう。暖かい日差しの下を散歩をする人たち、畑に出て農作業を始める人が急に増えてきました。

 鳥たちの鳴き声も賑やかです。スズメの群れ、ヒヨドリに混じってカワラヒワやシジュウカラ、ヤマガラなどの声が盛んにしています。

雑木林で見つけたジョウビタキのオスはちょっと神秘的に見えました。


 ご近所の屋根の上にいたのはなんという名前の鳥なのか、あまり見かけません。イソヒヨドリの雌かな?

 まだ写真は撮れていませんがイソヒヨドリのオスは時々見かけます。イソと付いているのでてっきり海辺の鳥と思っていたら、山と田んぼのこの辺でも見かける鳥でした。


 家の桜の蕾はこんな程度、これでもこの一週間ほどで膨らんだ方です。枝の向こうに潜んでいるのは、多分カワラヒワだと思います。


 ひとしきり啼いていたシジュウカラがカメラを向けると飛び立っていきました。残念ながらピタリと止まっていません。


 休耕地で朝日に当たっていたのは、いつも家の裏周りでウロウロしているジョウビタキのメスです。


 こちらはジョウビタキのオス、明るい日差し下では愛くるしく写ります。


 ご近所の梅はぼちぼち咲き始めています。今年は遅くまで寒かったせいか、お寺の紅梅はまだ蕾が膨らみもしていませんでした。


 神社の裏で見つけたミヤマホオジロ、暗くて遠くてボケています。


 同じ木の横にこの鳥がいました。枝かぶりではっきり見えませんが、首のあたりが黄色くて白いお腹、頭は黒そうなのでキビタキではないかと思うのですが、いくら暖かくなってきたとは言え少し早い気がします。


 木の上に固まりの影があると鳥ではないかとついカメラを向けてしまいます。タワシが木にぶら下がっているように見えますが、去年の栗の毬が木の上に残ったまま一冬過ごしました。


 今日からTに移ることにします。Tの初っぱなはThelonious Monk(セロニアス・モンク)です。曲は彼の代表的な曲、'round Midnightです。彼の独特な間合いが深夜のミステリアスな雰囲気を醸し出しています。