つぐみ [野鳥]
一時の寒さも過ぎ去って、空気が柔らかく感じられる暖かい日が増えてきました。そんな日に出会うと、身も心も軽くなった気がして嬉しくなるのですが、まだ二月、朝晩はまだまだ油断出来ません。
霜のきつい朝でした。休耕地でツグミを見つけました。以前から何度か見かけていたのですが、カメラを持ってくると見失う事を繰り返していました。
霜が溶けた休耕地で、ツグミはのんびりとひなたぼっこをしているかのようでした。草の間に虫でもいるのでしょうか、時々地面を啄みます。
霜のきつい朝でした。休耕地でツグミを見つけました。以前から何度か見かけていたのですが、カメラを持ってくると見失う事を繰り返していました。
霜が溶けた休耕地で、ツグミはのんびりとひなたぼっこをしているかのようでした。草の間に虫でもいるのでしょうか、時々地面を啄みます。
霜が降りた朝に裏山に行くと、活発に活動している野鳥たちに出会えます。そんな日はお天気も良くて、冬の朝の薄い日差しが斜めに地面に当たって蒸気を立ち上げたりしています。
今年は暖冬とは言え、朝の身を切るような冷たさには変わりありません。歳のせいか部屋の暖かさからなかなか抜けられなくて、あまり裏山に行けていません。たまに行っても外れが多くてしょげているうちに、今年の冬も終わりに近づいてきてしまいました。
ご近所の梅林のウメが咲き始めています。やはり今年は例年より少し早い気がします。
別のツグミですが、いちばんきれいに撮れました。
秋のモズから始まって、ジョウビタキ、ツグミと今年も家の近くに訪れる冬鳥たちで済んでしまいました。年によっては、アトリやウソなども訪れる事があるのですが、今年は暖冬で冬鳥、不作なのかも知れません。
Jも種切れになってきたので、今夜からKの頭文字に移ります。Kの最初はKenny Burrell(ケニー・バレル)です。軽やかと言うよりちょっと重く粘りのあるギターの音色が魅力的です。好きなジャズギタリストの一人です。曲はLoie
Wi-Fiとインフルエンザ [パソコン]
2月にしては、春近いと思わせられるような暖かい日が何日かありました。まだ2月上旬、そんなはずは無いと思いながらも、寒さに飽いていた身も心もつい騙されてしまいます。
今週になって本来の寒さが戻ってくると、暖かい日を知った身には思ったより堪えました。三寒四温と言うにはまだ早くずっと寒の一週間だった気がします。
母屋から少し離れた所にある私の部屋のネット環境、パソコンは有線で繋いであるので問題ありませんが、持ち歩くスマートフォンはそのようなわけにはいきません。
母屋に設置してあるルーターからだと障害物や距離があるので、間に中継機を挟んでWi-Fiを利用しています。それが新しくルーターを買い変えた頃から調子があまりよくありません。
とくに私が座る椅子の位置が電波の届き具合が悪く、いつだったかWi-Fi接続しているものと思って使用していたらいつの間にかLTEに切り替わっていたらしく、パケットをむちゃくちゃ食ってしまっていたと言うことがありました。
いろいろ調べてみると、どうも中継機が役目を果たしていないようでした。母屋からの電波を直接拾っているだけのようです。しかし何度、中継機の設定をやり直してもうまく行きません。
思い切ってルーターを初期化してやり直すことにしました。そうすると以前より電波強度が増した気がしました。中継機の接続もすんなりいきました。
電波の届きが悪かった椅子の場所でもアンテナはビンビン立って母屋にいるのと同じくらい快適です。スピードはそれでも母屋の半分、上下とも20Mppsほどですが十分です。
新しく買ったルーターには古いルーターから設定を引き継げる機能があり、てっ取り早いので利用していたのですが、どうもそれが良くなかったようです。
手間を惜しまず初めからそうしておくべきでした。これでどこにいても快適にWi-Fiを利用できると喜んだ翌日あたりからだったでしょうか。今度は私の体調がおかしくなりました。身体がだるく熱を測ると微熱があります。
翌日には、さらに37度9分まで熱が上がってしまい、2日ほど薬を飲んで寝まくりました。久し振りの発熱ですが眠れるものですね。時々、目を覚まして起きまた薬を飲んで寝ると言うことを繰り返していました。
私の熱が引くと同時に今度は妻が発熱です。インフルエンザでした。その前に二人の孫がインフルエンザにかかって、代わる代わる面倒を見ないといけない事があったので私も妻も感染したのかも知れません。
そんなこんなで皆さんの所への訪問も遅れがちになっております。厳しい寒さも今週いっぱい、来週あたりから暖かくなるそうです。寒暖差の激しいおり、皆さんもお気をつけ下さい。
10円玉とスピーカースタンド [オーディオ]
1月末、今冬初めての積雪がありました。しかし、水分の多い柔らかい雪で凍結することもなく翌日にはほとんど消えてしまいました。
2月に入った今朝も昨夜からの雪がちらついていました。そのまま積雪することもなく昼には止んでしまいました。やはり例年に比べると暖かい冬のような気がします。
当地にもツグミが姿を見せるようになりました。残念ながらまだ写真が撮れていません。代わりに同じ雪の日、お隣の栗の木に咲いた野鳥の群れをパチリ、こんなにたくさんの群れは多分ムクドリだと思います。
今日は久しぶりにオーディオネタです。と言ってもまた何か新しい機種を仕入れたわけではありません。地味にスピーカースタンドとインシュレーターの話です。
寒いとどうしても外に出る機会が減り、室内でゴロゴロしてしまいます。そうすると部屋や部屋の中のものをいじりたくなります。今回は大幅な模様替えは控えて、ほんの少し工夫してみました。
机の脇に棚を作って机上面積を広げることにしました。脇机を置くほどスペースはありません。そこで活躍したのが、ずっと以前に某オクで購入したまま気に入らず、放置していた木製のスピーカースタンドです。少し机より低くなりますが二つ並べてその上に板を渡すことにしました。
釘で打ち付けるわけでもなくただ棚板を乗せただけの簡易的なものです。重いものでも置かなければ大丈夫と思います。廊下で場所塞ぎをしていたスピーカー台が一組無くなって少しだけ廊下がすっきりしました。
実は同じ様な木製のスタンドがもう一組ありました。こちらもオーディオルームに座る椅子の横に逆さに立てて、脇テーブルにすることにしました。
立ててあるだけなので不安定ですが、椅子に寄りかからせてあるので雑誌や本、リモコンなどを置く程度なら問題なさそうです。
題目がスピーカースタンドとインシュレーターなのに、このような使い方は本来のスピーカースタンドの使い方ではありませんね。
スピーカースタンド、小型のスピーカーは金属製の専用スタンドに置いているので問題ないのですが、2台のJBL、4321DとLE8Tを置く適当なものがありません。専用台が中古で販売されていますが、値段が高すぎて手が出ません。
おしゃれな人は足下に気を遣うと言いますし、オーディオでも機器を活かすも殺すも足下の台ではないかと思います。
スピーカーはもちろん、アンプやプレーヤーも共振しないがっちりした台の上に置いたり、インシュレーターを咬まして浮かしたりされています。
私が昔から愛用しているのは、あまりおしゃれではありませんが無骨なブロックとレンガの組み合わせです。1970年代にオーディオを齧った人は、スピーカー台と言うとブロックという刷り込みがあります。
効果はそれなりにあるので全くの迷信ではないと思います。JBL4312D、今回台になった木製のスピーカースタンドを試した結果、やはりブロックに落ち着いたのです。
気になったのはLE8Tの方です。またブロックを並べるのも芸がなさ過ぎる気がして、前に某ハードオフで購入してあった国産メーカーのスピーカースタンド、高さも見てくれも良いので使用していました。
先日部屋に遊びに来たオーディオ友が、低音の膨らみと部屋のライブ感を指摘しました。そう言えば、同じレコードやCDを聞いても全く違って聞こえるのです。
それを私は真空管アンプとLE8Tの迫力のせいだと思っていたのですが、低音が出すぎて部屋が反響し音が濁っていたのです。
私の部屋はオーディオルームとして使用していますが、元々オーディオルームとして作った部屋ではないので、床はフローリングで壁面は薄いプリント合板です。音が響きすぎてしまうのです。専用台を買うお金も無いので、やはり実績と安心感のあるブロックを積むことにしました。
これがまたひと苦労でした。ブロックが重い。若い時は何とも無かったのにこんなに重いものかと思いました。その上スピーカーはもっと重いのです。年寄りには堪えますね。
しかも一つでは高さが足りないので二段、さらに別のブロックを積んで都合三段積みになりました。これも積み方に向きがあって、それぞれ音が変わるそうです。しかし、今回そこまで追い込むことは出来ませんでした。
聞いて見た結果、音は幾分すっきりしたように感じますが、やはり低音、ベースの音などがまだボン付いて聞こえます。
あと反響を抑える方法としては、スピーカーを台から浮かせることです。それにはインシュレーターが必要になります。これもピンからキリまであってamazonで見ても安いものから目の玉が飛び出すものまで種々雑多です。
迷っているうちに、昔から言われている手法を思い出しました。10円玉インシュレーターです。これならお金も掛かりませんし、なにより手軽です。
スピーカーの四つの隅とブロックの間に10円玉を一枚ずつ置きます。左右チャンネルを合わせても80円の出費で済みます。さてこれで聞いて見ると期待以上に良いのです。ピタリと低音の響きが収まりました。
ただあまりすっきりしすぎて、二つのシステム、トランジスタアンプと4312Dの組合わせと真空管アンプとLE8Tのシステムと音の差があまりなくなったようには感じました。
ネットで検索してみるとこの硬貨インシュレーターをいろいろ実験されている方がおられました。1円、5円、10円、100円、500円硬貨、全て試されてそれぞれレポートを上げておられます。
さらにそれらを組み合わせたハイブリット版や、2枚重ね、違う素材を挟んでみたりと収まるところを知らない広がりです。こうなるともうシンシュレーター泥沼ですね。
安いものなので私もいろいろ実験してみても良かったのですが、何せスピーカーが重いのでとりあえずはこの状態でしばらく行ってみようかなと思います。
あまりに効果的だったので4312Dの方にも10円玉を咬ましてみました。そうすると、こちらは低音が軽く鳴りすぎる気がしました。高域は明らかにきらびやかになりました。
翌日になって、聞くとその時の違和感がありません。これで良い気がします。そして毎日聞いているうちにすっかり違いが分からなくなってしまいました。所詮、私の耳はそんなものなんですね。
今夜のJはJo Stafford(ジョー・スタッフォード」です。彼女は1917年生まれ、SWING時代の歌手です。若い頃は女優でもあったそうです。曲はおなじみのテネシー・ワルツです。