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お彼岸 [日々]

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 台風が過ぎたら、それまでの暑さが嘘のように一気に涼しくなりました。短パンと半袖を脱いで、長ズボンと長袖シャツに替えました。

 散歩の途中で近所の人に出会うと、やっと涼しくなったね、えらかったねぇ、とほっとしたように挨拶をかわしあいます。皆さんほんとうに暑さにうんざり、秋を待ちわびていたのですね。

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 ぼちぼち咲き始めていたヒガンバナもここ2.3日で一気に咲きそろいました。


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 先週の土曜日は営農組合の草刈りでした。日差しもなく風があって比較的涼しい日でした。日差しがあるのと無いのとでは疲れ方がずいぶん違います。

 写真の畦の長さは百メートルあります。反対側も刈り、縦の畦は五十メートルほどです。一周は出来なくての字形に刈って合計二百五十メートルあまりを3時間かけて刈りました。

 稲刈りも終盤、草刈シーズンもそろそろ終わりに近づいてきました。営農組合の草刈は来月初めにもう一回あって、それで今年は終わりだそうです。家の休耕地の草刈は来月いっぱいまでありそうです。



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 お彼岸に入ったので墓参りに行って来ました。彼岸の中日の今日は雨の予報だったので昨日行って来ました。我が家の墓地は親戚と一緒に3軒、並べてあります。先に行った者が3軒分のお墓の草を引いたり掃除をします。

 ここは山の中にあり、山埋(さんまい)と呼んでいます。昔は土葬だったのでここに埋葬されました。両親は火葬なので菩提寺の墓に、祖父母と伯父がここに眠っています。

 皆私が生まれる前に亡くなっていたので、写真でしか会ったことがありません。それどころか祖母は何故か写真が一枚も残っていません。綺麗な人だったそうですが、三十代半ばで亡くなったそうです。


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 こちらは、菩提寺の墓地です。今はほとんど使われない井戸のそばにもヒガンバナが咲いていました。

 特別信心深いわけではありません。田舎には昔から伝わる仏教の習わしが生活の中に深く根付いています。若い頃はともかく、歳を取ってくると自然に受け入れるようになってきました。

 とくに今は、仕事で追われることもなく、心にゆとりのようなものが出来てきました。妻と二人でゆっくりとお墓参りして、お墓の周りを例年より丁寧に清掃したり、誰も参らなくなった親戚のお墓も草を引いておこうという気になります。

 あんまりゆっくりしていたら、二カ所も蚊に刺されました。散歩中はブンブン唸るので手で払いのけるのに、ここでは音もなく、気づいたら刺されていました。



 ジャズミュージシャンでXの文字が名前の頭文字に付いている人を知りません。次のYも見つけられませんでした。従って今日はZになります。しかもZもこの人しか思い浮かびません。Zoot Sims(ズート・シムズ)です。曲は今にぴったりの'Tis Autumnです。1985年、比較的新しい演奏です。

 ジャズミュージシャンの名前の頭文字をアルファベット順にピックアップして紹介してきました。あとから思い出す人もたくさんあり、漏れもありながらとりあえずAからZまで、挫折することなく続けることが出来ました。お付き合いありがとうございました。



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