今年のヒガンバナ [草花]
台風18号の影響で10月というのに蒸し暑い日を過ごしています。9月末から10月にかけて残暑のような気候、一度肌寒くて秋の服装を出したのにまた夏の服装に逆戻りのこのごろです。
花や鳥たちも気候の変化を知っているのか、いつもお彼岸前にはきちんと咲き始めていたヒガンバナも今年は遅くて、お彼岸の終わりの頃にようやく花を咲かせ始めました。
秋の到来を告げるモズも9月末頃になってようやく鳴き声を聞くようになりましたが、いつもお隣のテレビアンテナの上で啼く姿はまだ見かけません。
家の畑の脇と敷地の際に咲いたヒガンバナ
先週の土曜日は営農組合、今年最後の草刈出番でした。朝から曇っていて気温も低めでしたので、同じ3時間の作業ですが真夏とは疲れ方が全然違いました。
カメラを持って行ったので作業が終わってから目に付く物を撮ってみました。
営農組合の田んぼは圃場整備で整地されているので、畦は土が粗く石ころなどもあってヒガンバナはあまり咲いていません。一部営農組合に入っていない田んぼで、昔ながらの細い小さな畦にヒガンバナが咲いていました。
コスモスも咲いていました。
JRの列車が走り抜けていきます。
線路脇の用水路にはたくさんの鴨がいました。
コナギ、花はきれいな紫色ですが田んぼにはあまり良くない雑草です。
まだ草刈ができていない畦にあった雑草の花、よく見かける花なのですぐ名前わかると思ったのですが、アキノノゲシでしょうか。
タカサブロウ
クサノオウ
アゼナ?
ミゾソバかなと思って近寄ったら違いました。あまり見かけない花です。図鑑などで調べたところイボ草とわかりました。花のひとつひとつは小さくて可憐なのですがあまり良い名をもらってないですね。
これらの雑草の花は、刈り取りを終わった田んぼの畦際に生えていたものばかりです。雑草というと稲の生育にあまりよくないように思いますが、全てがそうとは限らないそうです。いずれしても年内には、トラクターが田んぼを耕耘して稲わらと一緒に土の中に鋤き漉き込んでいくのでしょう。
今日のLはLinda Ronstadt(リンダ・ロンシュタット)です。彼女は70年代、ロック歌手として一世を風靡しました。「It's So Easy」など20代の頃よく聞きました。一時期ジャズも歌っていた事があるそうです。今日はジャズスタンダードWhat' Newです。透き通った高い声はジャズでも健在ですね。