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蝉しぐれ [自然]

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 日記を見ると7月7日の七夕の日に雨が降ってから、今日までほとんど雨が降っていません。畑は、マルチをめくると土は真っ白に固まっています。毎日水やりに追われているのですがサトイモの葉やトマトの葉が枯れ始めてきました。

 雨の降らない間、ほとんどが35度越えの猛暑日、夜は25度越えの熱帯夜でした。家の中が夜中になっても30度を超えていたときは、本当にびっくりしました。

 朝起きると27度です。うんざりです。朝独特の爽やかさのかけらもありません。そしてそこから容赦ない日差しが照りつけるのです。また35度を超えるのは目に見えてます。

 暑い夜、我が家ではエアコンではなく扇風機をかけて床に着きます。毎夏、2.3度そんな夜があるのですが、今夏は毎夜です。ある夜、息苦しさに目覚めたら扇風機がタイマーで止まっていました。あの息苦しさ、ひょっとすると熱中症の一歩手前だったのかもと思います。


 雲も無い炎天下、ふと今年は蝉の鳴き声がしないなと思ったのは12.3日頃だったでしょうか。日照りと暑さに蝉しぐれは付きものです。それから注意していると、公園の木々や雑木林で蝉しぐれを確認しました。しかし、なんとなく遠いのです。

 20日の土用を過ぎたあたりから、家の裏のサクラの木でも鳴き始めました。遠いと思ったのは、家の裏のサクラの木の蝉しぐれを聞いていなかったからなのかも知れません。

 例年、いつ頃から家の裏で蝉が鳴き始めるのか、記録を付けていないのではっきりわかりませんが、やはり今頃ではなかったかと思います。例年なら今頃がいちばん暑い時です。

 今年はいつもより10日くらい早く猛烈な暑さが来たように思うのですが、蝉は暑さに合わせるのではなく、いつも通りの時間に地上に出てきたのではないでしょうか。

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 子供の頃、サクラの木に登ってよく蝉を捕まえました。今サクラの木は大きくなってしまい、高い梢の先で鳴いている蝉を見つけることが出来ません。

 サクラの木の下、ナンテンの木に蝉の抜け殻がいくつもありました。早朝に探すと脱皮する前の幼虫を見つけられるのですが、朝は慌ただしくそんな余裕がありません。

 小学生の頃、ラジオ体操に行く前に家の裏に出て柿の木の幹を登っていく蝉の幼虫を捕まえました。背中から脱皮していく蝉の幼虫は真っ白で羽も柔らかそうでした。

 やがて時間が経つにつれ、日差しに焦がされていくかのように白い蝉の身体は褐色になっていき、柔らかそうだった羽根もしっかりした形に固まっていきました。

 アブラゼミでした。お昼にはすっかり普通の蝉と変わらない外観になりましたが、なぜかその蝉は飛ぶことが出来ませんでした。




 明日から台風だそうです。待望の雨が降りそうですが、雨も風もほどほどに願いたいものです。しかも今回の台風はいつもとは反対方向から来ます。少し不安を感じます。

 いつも夏になるとルーティンが崩れます。そのわけは私の部屋にクーラーがないからです。とりわけ今夏は異例の暑さ、部屋の温度が36.5度と体温なみです。そのため部屋に長居出来ず、皆様のブログ訪問も滞りがちになっています。
 

 今夜のYouTube、Gの種が尽きましたのでHに移ることにします。Hで初っぱなに思い浮かぶのはHelen Merrill(ヘレン・メリル)です。やはりなんと言ってもクリフォード・ブラウンとの共演を外すわけにはいきません。有名なYou Be So Nice・・・は何度もアップしているので今夜は同じアルバムからDon't Explainです。今夜はこのアルバムを聞いてねむることにします。



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