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京都水族館へ [旅]

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 異常に暑かった今年の7月、そしてそのまま暑さを引き継いだ8月も今日で終わりです。この夏、台風以外ほとんど雨が無かった当地ですが、今日は久し振りに雷雨があって当地にとっては恵みの雨となりました。

 この夏の間、草刈ばかりしていたそらへいですが、幼稚園の夏休みも終わりに近づいたある日、孫を連れて京都水族館へ行ってきました。

 パパが忙しく、夏休みの間どこへも行っていないというので、ここはひとつジジババが出しゃばることとなりました。

 実を言うと、夏休み前に家族で名古屋水族館に行っていたのですが、岡崎の動物園は暑いし人気の京都鉄道博物館はこの子たちにはまだ少し早いかなと言うことで、涼しそうでまた行ったことがない京都水族館となりました。

 2年ほど前に京都に水族館が出来たと聞いたときは、なんだか違和感を感じました。京都は観光名所、何も水族館などなくても集客は十分にあるだろうと思ったのです。

 しかし、私たちのところから一番近い水族館と言うと鳥羽になります。それに比べると京都は近く電車で行けるのでジジババにもちょうど良い気がしました。

 6歳になる上の孫娘は電車に乗れるのを楽しみにしていました。最寄り駅まで車で移動する間も、いつ電車に乗るのかうるさく何度も聞いていました。

 3歳の下の孫は、いつも車移動が中心なので電車に乗る経験があまりありません。乗るまで難しい顔をしていましたが、いざ乗ってみると車窓の風景を珍しそうに眺めていました。

 大人にとっては退屈なだけの逢坂山の長いトンネル通過も、電車に乗り慣れない孫たちには面白い体験だったようです。


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 京都水族館はこじんまりしていました。それでも去年の夏、やはり孫を連れて行った淡水魚を集めた琵琶湖水生博物館に比べるとさすがに大きくて華やかでした。いろいろな色の海水魚がたくさんいましたし人気のペンギンやアシカ、イルカなどがいました。

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 孫たちは、水槽のガラスにへばりついて魚たちの動きを見つめていました。

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 館内を一通り回って、最後はイルカショーです。イルカのショーにはあまり関係の無いコントがあってから、イルカたちの芸が見られるショーがありました。

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 ショー自体は短いもので、南紀白浜のアドベンチャーワールドのショーなどに比べると物足りなく感じましたが、小さい子供たちにはちょうど良いくらいだったかも知れません。

 水族館にいたのは2時間ほどだったでしょうか。その後、京都駅ビルの上で喜多方ラーメンを食べて帰りました。我が孫たち、二人とも無類の麺好き、しかもラーメン好き、どこへ行ってもラーメンに付き合わされます。しかし、ここでは水族館の入場券を見せると餃子の無料サービスがあってジイジにはラッキーでした。

 帰り道、さすがに疲れたのか寝坊助の弟は電車の中でうつらうつら、ほとんど寝ない上の孫娘も車に乗ってから寝てしまいました。

 夏休みの思い出一つ出来たかなぁ。大きくなってもジジババと行った水族館覚えていてくれるかなぁ。 

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セミと秋の虫 [自然]

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 この前、蝉の抜け殻しか撮れませんでしたが、夏が進むにつれて桜の木の至るところで蝉を見かけるようになりました。ちょうど桜の木の下を通って車を車庫に入れるのですが、その時、驚いた蝉がフロントガラスの前を横切って飛んでいくことさえあります。

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 アブラゼミですね。

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 ツクツクホウシも鳴き始めてもう何日経つことか、今年の夏はなかなか終わりませんね。お盆が過ぎてから2.3日涼しい日があって、やれやれと思ったのも束の間、台風の影響で蒸し暑い日が続きました。

 さすがに台風の日は、曇りと雨で気温は上がりませんでした。今回の台風、この前に上陸した12号台風より雨風が強く時間も長かったのですが、幸い当地は目立った被害はありませんでした。

 台風が過ぎて、台風一過を期待したのですが今年の夏は簡単ではないですね。また元の蒸し暑い夏に逆戻りです。

 今日は、我が家の室温34度越えでした。私の部屋は夜になってもまだ30度を超えたままです。そして明日はまた猛暑日だそうです。

 ツクツクホウシどころか赤とんぼが飛んだりコオロギやスズムシが鳴き始めて秋の準備は着々と始まっているのですが、なかなか気温が下がりません。

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 伯父の休耕地を草刈していたら、ご近所の休耕地の真ん中にヒマワリが一輪咲いていました。今年はヒマワリあまり見かけなかった気がします。

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 同じ休耕地にヒマワリと向き合って、ハイビスカスでしょうか赤い花がやはり一輪咲いていました。誰が種を蒔いたのか、休耕地の草以外何もないところで二つの大輪の花、黄と赤の対局、粋な計らいです。


 今夜のHHarold Land(ハロルド・ランド)です。一般にはあまりなじみのないジャズ・ミュージシャンですが、クリフォード・ブラウン&マックス・ローチのグループで活躍していたテナー奏者です。テナーとしては硬質な音色だと思います。初めはクリフォード・ブラウンのトランペットばかり注目していましたが、聞き進むうちにハロルド・ランドのテナーもいいなぁと思うようになりました。



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盆踊り2018 [地域]

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 お盆の間、おしょうらいさん(精霊)をお迎えして一六日の朝、家の裏の天井川の川原で松明を燃やしておしょうらいさんを送ります。所に寄っていろいろですが送り火に当たると思います。

 その夜は毎年盆踊りが地区で催されます。かつてはお寺の境内で催されていたのですが、今は公民館横の児童公園で催されます。

 ところがあれだけ晴れ間が続いていたというのに、墓参りと言い盆踊りと言い朝から曇り空で天気予報は午後から雨でした。

 私は今年、組長に当たっているので盆踊りを実行する側です。午後から集まって、櫓を組んだりテントを立てたり、アーチをかけたりと汗だくの作業が予定されていたのですが、集まってみたら盆踊りは公民館で開催されることになっていました。

 屋外で盆踊りを楽しみにされていた方には申し訳ないですが、これで作業がぐっと簡略化されます。櫓を組んだり机を並べたりしなくても良いのです。

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 もちろんテントを立てたり、提灯をぶら下げたり椅子を並べたりとすることはあるのですが、範囲が狭いのであまり手間も掛かりません。おまけに雨の前で気温も低く盆踊りの準備としては涼しい部類でした。

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 盆踊りに先立って地域の太鼓グループの演奏がありましたが、まだ人出は少なかったですね。

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 区長さんの挨拶

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 会場の隅っこでは綿菓子、輪投げ、ヨーヨー釣りなどが用意されています。綿菓子機を操作しているのはもちろん私たち組長仲間や区役員です。大人にはボランティアグループのビールと焼き鳥、それからプロのお店のたこ焼きなどもありました。

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 7時半から盆踊りが始まりました。屋外なら、踊りの中心に櫓を組んでその上で音頭取りの人たちが江州音頭を歌うのですが、今日はスペースの関係でステージの上で歌われていました。

 盆踊りが終わるとお楽しみの抽選会です。これがないと盆踊りだけでは昔ほど人が集まってくれません。この抽選だけを目当てに来る人も大勢います。

 私は賞品係の役割でしたので、最後はけっこう忙しい思いをしました。9時前には全て終わって後片付け。支度に比べて後片付けは、何の作業でもそう思いますが早いこと早いこと、雨に濡れたテントだけ残して9時半過ぎには帰宅できました。

 予想ほどたくさんの雨は降りませんでしたが、七時台に雨がありました。もし普段通り外で催されていたら撤収したり、新しく公民館で場所を設けたりと大変な思いをしたと思います。

 
 一夜明けた今日は、久し振りに爽やかな朝でした。日差しの下は少し暑いですがもう以前の刺すような日差しではありません。風があり、何よりこの間までの重くまといつくような湿気がなくなりました。このまま涼しくなってくれると良いのですが、そうは問屋が卸さないでしょうか。


 今夜のHHank Jones(ハンク・ジョーンズ)です。私は、1970年代半ば、在京時に聞きに来ました。マリアン・マックパートランド、ジョンルイスと三人のジャズピアニストの共演でした。ハンク・ジョーンズはあまり派手派手しい演奏ではなく、地味だけど端正な演奏でファンになりました。それから晩年にかけて何度も日本公演を行っています。



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墓参り2018 [日々]

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 八月八日は、毎年菩提寺のお墓参りの日です。例年、墓参りというと暑い最中の田舎の行事という思いしかありません。

 じりじりと照りつける太陽の下で、僧侶は順番を待つ檀家の墓を一軒一軒お経を上げていきます。私たちはあまり影のない墓地で、扇子で仰ぎ仰ぎ他の檀家さんと世間話などをしながら順番を待ちます。

 今年は七月初めから異常とも言える酷暑が続いていました。この先、墓参りにはどんな暑さになるだろうかと心配していました。

 ところがなんと朝起きてみると空には雲が広がっていました。途中で日が差してくることもありませんでした。連日のカンカン照りに慣れた身には涼しく思えたほどでした。

 お墓参りには、各家、出ている兄弟や嫁いでいる姉妹たちが帰ってきます。しかし、平日ですと勤めの都合もあって土日でもない限り帰って来れない人もいます。

 東京で暮らす我が弟は墓参りには帰ってきたことがありません。代わりにお盆には帰省して家の仏壇に手を合わせます。数年前までは、父の妹である叔母が来ていましたがそれも高齢になって来れなくなりました。

 夫婦二人だけでのお参りなら身軽なので、暑さを少しでも軽減させるために早く行くことに決めていました。予想外の曇り空でしたが予定通り、七時始まりの七時に行くと殺到していそうなので七時半に行きました。

 八番目でした。それでもほとんど済ませられていたので、二組待っただけでした。

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 順番を待つ間に、お墓のろうそくと線香に火を付け、お餅と家で採れた野菜を供えておきます。

 お墓でのお参りを済ませると、次は本堂に上がって住職が順番通りに各家先祖代々の霊に念仏をあげられます。いつも正座してお参りするのですが今年から椅子が用意されていました。これも時代の流れですね。

 早く行ったおかげか、お寺参り、一時間も掛からずに済ますことが出来ました。例年墓参りというと、順番を待つ暑いだらだらした時間が続きます。その間、たくさんの親族が寄られるので、方々で旧交を温め合う風景が展開されるのですが、今年は出会う人も少なく感じました。

 お墓参り、伯父叔母や兄弟姉妹などお客さんがあると長男の家はおもてなしをするのが昔からの風習です。二十一世紀、平成の終わりの世の中になってもそんなことが続いています。こういう風習が変わって行くには改革とかそう言うことではなく、もっと大きな時間の流れが必要なのだろうと思います。

 我が家は客がありません。いつもなら夕方お参りする「さんまい」も今年はお寺から帰ったその足で行くことにしました。「さんまい」とは山にあるお墓です。

 田舎はいろいろとややこしくて、お寺以外にも山に当家の墓があるのです。昔土葬だった名残りです。私が会ったことが無い祖父母と伯父が眠っています。

 都会では墓じまいが喧伝されていると言うのに、我が家には二つも墓があるなんて、笑えますね。ともかく墓参りが終わって、今年の夏の峠が過ぎたような気がしています。



 今夜のHも暑い夜に熱いジャズ、Hank Mobiey(ハンク・モブレー)です。と言う割にはマイルス・デイヴィスでのアルバム以外あまり知らないのですが、彼のテナー、濃いファンも多いようです。
 


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Song For My Father [音楽]

 台風で一息ついたかと思ったら、また酷暑に逆戻りです。それどころか今日は40度超え観測数が過去最多だったそうです。40度超えの地点があること自体驚きなのですが。

 暑くてもやらなければいけいない事はあるので、必要最低限のことだけして後はじっと耐え忍んでいる感じです。この暑さ、いつ終わる目途も立っていませんしね。

 ただ、日は確実に短くなってきています。これからさらに短くなっていきます。日照時間が短くなると、それだけ籠もる熱も少なくなっていくのではないでしょうか。

 昼間の暑さは溜まりませんが、今日の夕方6時頃、少し風があってこの間までよりましな気がしました。お盆を過ぎたら、朝晩は少し凌ぎやすくなるのではないでしょうか。


 今日は掲載する写真がありません。この一週間、一枚も写真を撮っていません。今日、淡いピンク色の芙蓉の花を見かけたのですが、その花の印象だけが残っていてどこだったかすぐに思い出せませんでした。

 一月半に一回行っている病院の駐車場でした。この夏の暑さにもめげずすくっと咲いていている姿が印象的でした。花を見上げなから、ああカメラを持っていないなぁと思ったのです。


 今夜のHHorace Silver(ホレス・シルバー)です。ホレス・シルバーは好きなピアニストの一人です。名演奏一杯ありますが、おなじみのSong For My Fatherを選びました。YouTubeの演奏は、レコードの演奏に比べてテンポが速くあっさりして聞こえますが、シルバーのピアノソロからは熱いジャズの息吹が伝わって来ます。暑い夏には、熱いジャズです。



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