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お出かけ [旅]

 今年も残すところあと10日ほどになって来たというのに、今日のお出かけの記事は11月末のことです。カメラを持って街に出かけることが少ないそらへいですが、ある目的のついでに皆さんのように街撮りのまねごとをしてみました。

 目的地まで直接車で行っても良かったのですが駐車場の問題もありましたし、それでは自由に写真を撮れないので草津まで車で出て後はJRと京阪電車を利用することにしました。

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 草津駅、琵琶湖線の下りホーム向かいには草津線を走る忍者列車が待機していたので撮って見ました。

 草津から京都に向かって三つ目、JR石山駅で京阪電車石坂線に乗り換えます。JR石山駅は高校三年間利用した懐かしい駅です。もともと駅前ロータリーが狭くバスと京阪電車とタクシーなどの車両、人が入り交じっていました。

 今も広さはあまり変わっていませんが、人と車と電車の区分けが整理されているようです。とくに京阪電車の駅が高架されてJR石山駅から直接乗り入れられるようになっています。

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 電車が走っているあたりに昔は京阪石山駅がありました。石坂線はこの先の石山寺駅から坂本駅まで繋がっています。いつもは京都へ行くのにJR京都駅まで直通で行くので利用しなくなりましたが、高校生の頃はここから京阪電車に乗ってよく京都へ行ったものです。

 写真の京阪電車、アニメのデコレーションをしています。私には何のアニメかわかりませんがマニアらしい人が二人、走る電車に向かってカメラのシャッターを切っていました。

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 昔は平地を走っていた京阪電車の線路が高架駅に向かって坂道になっています。線路は高架のままJRの線路を跨いでから大津の街に降りていきます。

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 橋上駅の広場に立っている銅像は松尾芭蕉です。高校の近くの小高い岡に芭蕉が一時期住んだ幻住庵がありました。高校生の時、何度か行ったことがあります。

 いつぞや懐かしくなって訪ねたらすっかり周りの様子が変わっていて驚きました。畑や野原はすっかり宅地で埋まり幻住庵のある小高い岡も見通せません。

 やっと見つけた幻住庵の周りはきれいに整備されていました。野ざらしに近かった昔とは隔世の感がありました。しかし、私が行った時は大きな台風被害の1・2年後でまだ復旧の途中、中に入ることが出来ませんでした。

 京阪電車に乗るのは本当に久しぶりです。ホームへ降りた時入ってきた電車に乗ったのでいちばん後ろの車両になりました。写真のことを考えると一番前が良かったと思います。

 以前、鎌倉の江ノ電に乗ったとき京阪電車の風景に似ている気がしました。それを確かめたくて写真を撮るのも忘れて車窓の風景を見やっていました。

 家々の軒先を走る風景は少し似たところがありますがそのほかは路面電車という共通点しか見いだせませんでした。季節も江ノ電に乗ったのは春を思わせる暖かい3月、今は11月末と違いすぎました。

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 京阪島ノ関駅です。京阪電車、昔私が利用した旧車両もまだ走っているはずですが、新しい車両に変わりつつあります。

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 島ノ関駅から琵琶湖の方面に歩いて行くと琵琶湖岸沿いのなぎさ通りに出ます。

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 この日は日曜日、生憎の曇り空でしたがなぎさ通り沿いの公園で遊ぶ親子や釣りを楽しむ人、湖に突き出した突堤で鴨や行く船を眺めるたくさんの人々の姿がありました。

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 湖岸にはたくさんの鴨がいました。これはスズカモ?

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 突堤から琵琶湖岸を撮りました。中央の白い建物が琵琶湖ホールです。大阪のフェスティバルホールには行く事があるのに、地元のこの立派なホールにはまだ入ったことがありません。その横、少しわかりにくいですがお城のような建物は滋賀県立琵琶湖文化会館、残念ながら現在閉鎖中です。

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 浜大津港から外輪線のミシガンが出航していきます。一度乗船したことがあります。


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 別の船が浜大津港に寄港しています。左手に琵琶湖ホテルがあります。背景の山は比叡山に連なっています。

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 浜大津から大津駅に向かう通りは長い坂道です。

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 駅に向かう通りと京阪電車が交差する交差点の角の線路脇にありました。再開発の時にあちこちのお地蔵さんがここに集められたのでしょうか。

 狭い通りの両脇に赤茶けた色をした平屋の町家が並び、その角にひっそりとたたずむ地蔵の風景、大津の古い街なみが偲ばれます。

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 やっと昔懐かしい旧車両が来たと思ったら賑やかにデコレーションしていました。

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 この日の目的はこちらです。その話はまた次回に回すことにします。




 粘ってきましたがそろそろの項目も終わりを告げそうです。今日はジャズピアノの鬼才Lennie Tristano(レニー・トリスターノ)です。余情を廃した力強いピアノタッチが印象的です。曲はYou Go to My Headです。リー・コニッツのアルトもいいですね。



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リベンジ、ダイアナ・クラール [音楽]

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 ダイアナ・クラール、三年ぶりの来日コンサートに行ってきました。前回、2016年のコンサートも行ったのですが、その詳細はこちらです。

 前回の会場はグランキューブ大阪でした。縦に細長い客席で私の席は後ろから数えて数列目という悪条件でした。おまけにその日のダイアナ・クラールは風邪気味で歌の途中で咳が出てしまうくらい調子が悪かったのです。

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 東京、石川、広島と渡って大阪公演はツアー最終日でした。会場は中之島にあるフェスティバルホールです。場所に文句はありません。ダイアナもトークでビューティフルホールと2度言っていたような気がします。

 しかも今回の私の席は前から8列目と言う好位置でした。ステージに向かってやや右寄りでしたが、前席の客の後ろ姿を一切気にすることなくピアノを弾きながら歌うダイアナ・クラールをほぼ正面に見ることが出来ました。

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 写真撮影は禁止ですが、公演が始まる前ならとスマホのカメラで急いで撮りました。それでも前に立っているスタッフに中止されている人がいました。

 開演前のステージではドラムの横でアンソニー・ウィルソンがギターのチューニングをしていました。残念ながら遠いのと暗いのとスマホのカメラのせいでピンボケです。

 開演10分ほど遅れてバンドのメンバーが登場、一番最後にダイアナ・クラールです。前回では、スラックスとカジュアルなファッションだったダイアナ・クラール、今回は白地に赤い花柄があしらわれたドレスで登場、大柄な彼女をいっそう際立たせていました。

1-ダイアナ・クラール 20191113_191114_0003_0.jpg ピアノの前に腰掛けたダイアナ・クラールは長い髪をやや神経質に何度かかき上げて演奏を始めました。低く伸びのある声が放たれた時、一聴しただけで前回とは全然違うのがわかりました。

 これが本来のダイアナ・クラールの声なんだと思いました。しかも会場はフェスティバルホール、私の席は前から8番目、悪いはずがありません。前回のリベンジを期すかのようにダイアナ・クラールの太く低い声が朗々と会場に響き渡っていました。

 前回もギターはアンソニー・ウィルソンでした。テクニックもあって味わいのあるギタリストですね。ベースは、ウィントン・マリサリスなどとも共演したことがあるベテランのロバート・ハースト、久し振りにジャズベースを聞いた気がしました。たくましいソロを聴かせてくれたドラマーは三年前と同じカリーム・リギンスです。

 今回は声の調子がよいせいか、じっくり聴かせるバラードが多く、素晴らしかったですね。実力を存分に発揮していました。その歌唱に凄みを感じるほどでした。油が乗りきっていると言う印象です。

 前回ではピアノを離れて一人ステージ中央で歌うシーンもありましたが、今回はピアノから離れず歌う時はピアノの上のマイクを引き寄せ、ピアノ演奏に入るときはマイクを離していました。

1-img241.jpg また、バックが参加せずダイアナ・クラールの歌とピアノだけの曲は今回一曲だけでした。曲名がわかりませんでしたがバラードで、情感の籠もった迫力ある歌い振りは見事、背筋にぞっくと来る瞬間がありました。 

 演奏された曲、聞いたことがあるかなと思える曲が数曲でした。ネット情報では他の会場でCry Me A Riverを歌ったそうですが、大阪会場では聞くことが出来なかったのは残念でした。

 アンコールの曲を除くと曲名がわかったのは「レッツ・フォーリン・ラブ」だけでした。曲の間に彼女がするトークはわずかな単語しか聞き取れず、ナット・キング・コールと言ったことがあったのでおそらく彼にちなんだ曲を歌ったのだと思います。 

 今回は前回よりジャズっていたように感じたのは、編成がクインテットだったせいもあるかも知れません。ダイアナのピアノとボーカル、そしてアンソニー・ウィルソンのギターソロ、ボーイングまで披露したベースソロとドラムソロ、4人の絶妙な間合いと掛け合い、ダイアナを中心にしたクインテットが心地良い緊張感の中で魅力を発揮いていたように思います。


 アンコールは2曲、CDでもよく聞くことがある「ザ・ルック・オブ・ラブ」とジャズのスタンダード「ス・ワンダフル」でした。

 終始万雷の拍手と大歓声でした。最後にステージで彼女を中心にクインテットが並んで挨拶をするとたくさんの花束が持ち寄られました。その間隙を縫って写真を撮っている人がいて、私もスマホを持ち出したのですが馬鹿正直に電源を切っていたのでチャンスを逃してしまいました。

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 演奏の興奮が終わって帰り支度を始めている観客、ステージ上ではスタッフが後片付けを始めています。満足感と心地良い疲労感に抱かれながら帰り道に着きました。

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 今日はの項目を無視して、やはりDiana Krallです。曲はアンコールでも演奏されたLook Of Love



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